少し過去のことになってしまうけど、
忘れたくない記憶だから。
寂しいの…。
他の人に心が傾いているの…。
御主人様にLINEで告げた別れ。
電話でお話ししての終止符。
電話を切り、色々整理の終わった次の瞬間…私は彼を探していた。
一晩中…彼と繋がれる方法を探しさまよった…。
数日後。
私達はホテルの一室。
最後の乾杯。
2人で最後の会話をするための時間。
一方的に私が責めた…。
責めて…泣いた…。
泣いている私をあやすように彼が抱く。
もう戻らない…そう思いながら…彼の腕に包まれる…。
最後だと思うほど…涙が止まらない…。
お尻への優しいスパンキング。
愛しそうに叩くスパンキングが心地よい。
力がこもったスパンキングにかわる。
彼と過ごしてきた時間に思いを馳せる。
今までは耐えられなくてすぐに身体が逃げてしまったけど…
最後だと思うと…動けない…動きたくない。
ただ痛みに身を委ねる。
思わず口から言葉が漏れる。
…ご主人様。
その瞬間…彼の顔が御主人様の顔に変わった。
でも…みゅうの知らない冷たい目…。
スカートだけ脱がされ…洋服をきたまま床に座り肉棒を口に…。
何をされるかは分かる…。
こぼしたら汚れる…。
少し出され…飲みほす。
…大丈夫…上手に飲める…。
そう思った次の瞬間、
髪を引っ張られ仰向けにされる。
口元に微かな笑みを浮かべながら
下着をめがけ放尿…。
洋服にも飛び散る。
頭が真っ白になる…。
頭を床に押し付けられ踏み付けられる。
"全部舐めとれ"
床に舌を這わす。
みゅうが病気にならないように少しでも汚いことはさせなかったご主人様。
傷つける時も細心の注意を払っていたご主人様。
絶対無理をさせることのなかったご主人様。
大切に大切に扱われてきた。
床を下着で拭き、みゅうの口の中にしぼる。
みゅうの中で何かが崩れていく。
汚れたままの顔と身体で使われる。
お互いに愛するが故にかぶった仮面が消えていく。
鏡の中には淫乱な牝の顔をしたみゅうがいた。
みゅうをテーブルに煙草を吸う御主人様。
背中に置かれた灰皿に灰が落とされる。
静寂の中スパンキングの音だけが響く。
静かに痛みを受け止める。
何本目の煙草だろう。
火をつけながら御主人様が言葉を発する。
先程と同じ笑みを浮かべながら。
"ラビアとクリトリス…選ばせてあげる…。"
"…クリトリスに。"
受け入れる体勢をとった次の瞬間…
なんの躊躇なく煙草が押し付けられる。
熱さが身体を貫く。
御主人様の肉棒がみゅうを貫く。
熱さが止まらない。
ラビアに爪が立てられる。
突き刺さった瞬間…意識が遠のきながら…御主人様と一緒に上りつめた。
真っ白になった頭に御主人様の声が響く。
"みゅうはいくら離れても必ず戻ってくるよ…。"
もうきっと離れられない…。
汚れた下着をはかされ…ホテルを出る。
もうホテルを出てもスイッチがきれない…。
この日、私は御主人様の奴隷になった。