「かずっぺ。運動の時間だから、私の部屋にいらっしゃい。」
「はい。あずさ様、いま行きます。」
ボクが従えているあずさ女王様は、健康管理のための運動の一環として
エアロバイクを漕ぐのが日課になっているのですが、彼女のエアロ
バイクはサドルが壊れていてありません(多分、彼女自身で外したので
しょうが)。そのため、ボクがサドルになるのです。彼女のエアロバイクは
サドルがあった場所にボクの頭が固定出来るように改造されているのです。
いつものように頭をサドルの部分に固定され、彼女がその上に座ります。
いわゆる「顔面騎乗」ですね。幸い(あいにく、か?)、レオタード越しではありますが、
彼女の体温や汗からくる湿気や蒸し暑さ、お尻の圧迫による息苦しさは想像を絶する
地獄(M男には天国?)なのですが、この時のボクは人ではなく、サドルという
「モノ」に過ぎないので、このまま1時間、時には2時間もただじっと
耐え抜くしかないのです。
こうして彼女の運動が終わるとボクの務めは終わり、ではなく、今度は小便器として
使われます。つまり、オシッコを飲まされるのです。ここまでやってようやく務めが
終わるのです。
また明日も、そして明後日も、お務めが待っています。いつまでこんな生活が続くことやら・・・。
これがボクの今の「日課」です。