誰にも言えない私の過去の話です。
今の私は3つ年上の夫と2人の子供がいる専業主婦です。
地方出身の私は奥手で手繋ぎとキスまでの経験のまま上京しました。
都内に住んでいた頃は毎朝の日課のように痴漢に遭って、アパートに帰ってから思い出しながらオナニーをする日々の繰り返しでした。
この頃に、あ~私はM体質なのねってなんとなく漠然と思っていました。
アルバイトもせず親からの仕送りだけで生活させてもらっていたことと、地方訛りがコンプレックスになっていて、男性とお付き合いすることもないまま3年が経っていました。
そんな時に、同郷の元同級生から連絡があって、就活の為に上京したからってご飯を一緒に食べることになりました。
中、高と一緒で、部活も一緒だった男性の友達です。
泊まるところがないって言うので、アパートに泊めてあげました。
その翌週には、同じように次々に別の男性の友達から連絡があって、みんな私のアパートに泊まっていきました。
中、高時代も合宿も含めて寝泊りすることは何度もあったし、ただの昔からの友達って思っていたことと男性経験がなかったことから、普通に泊めてあげていました。
結局、4人の元男友達が半年の間に2~3回くらい、代わる代わる一泊か二泊していってました。
気兼ねなく訛りのまま話せる仲間が、私の寂しさを紛らわしてくれていたのに、心地よさを感じてもいました。
布団も1つしかないので、いつも同じ布団で寝ていました。
部活の合宿の延長みたいで楽しくもあり、特に何も考えていませんでした。
そのことを仲の良い同じゼミの女友達に話したら、危ないからやめた方が良いよって言われていたのに、どうして危ないのかもちゃんとは理解出来なくて、大丈夫友達だもんって言ってました。
そのうちに、男女問わず上京してきた友達は私のアパートに泊まって行くようになっていました。
そして事件が起きました。いま思うと私が幼くて甘かったって判ります。
その日の私は、いつもよりもしつこく大胆な朝の痴漢に悶々としていて帰ったらオナニーをする気満々でいました。
アパートに帰って、弄り始めたときにチャイムが訪問者を伝えてきました。
居留守を使って続けていたら、今度はスマホの着信音です。
それは、いつもは事前に連絡をしてから来る同郷の男友達でした。
突然だけど泊めて欲しいと言うのです。
私は急いで部屋を片付けて、何も準備をしていなかったので外にご飯を食べに行きました。
お酒も入ってほろ酔い気分で、コンビニに寄って帰宅しました。
翌日はお休みだったことから宅飲みになりました。
それぞれにシャワーを浴びて、飲み直しになりました。
いつもはサラッとかわせる下ネタも、悶々として上にお酒が入ってたこともあって、いつもは話さないようなことまで話してしまってました。
元々、その男性は郷里の私の親友と交際していたので、その当時は私に何かしてくるなんて思ってもいなかったんです。
ところが、その日の彼はそれまで泊まりに来ていた彼とは違って、エッチなことばかり話題にしてきました。
そして、明日の早朝にチケットを取っているようなので、早々に寝ることになって、日がまわる前に布団に入りました。
同じ布団に入って間も無く、彼から私の親友と破局したことを伝えられました。
それも、他の男性に取られたと言うのです。
私は親友からそんな話は聞いていなかったのと、そう言えば最近は連絡を取り合っていなかったことを思い出しました。
驚いた私は、向こうむきのまま途切れ途切れに話してました。
寝とった人は彼女のバイト先の店長さん。
半年前くらいからの仲で、バイト先でも、外でも、ホテルでも、していたそうです。
私は耳を疑いました。
彼は起きだして、バックの中から2人が使っている道具と同じようなものを買い揃えてみたと言いながら、次々に大人のオモチャをだして見せたんです。
こんなものを毎日使っていたなんてと言いながらです。
大量のオモチャにエッチな下着。
いやらしいDVDと本。
私がそんなことないでしょって反論したら、彼から本の広告ページを指差して、こことここって言われました。
何のことか分からなかった私は、何?って聞いたら、
そのサイトへアクセスして見せてくれました。
顔は隠れていましたが確かに彼女のようです。
とにかくいやらしすぎて私にはちゃんと見られないものばかりでした。
私は抵抗する気持ちにもなれず、彼に襲われてしまいました。
初体験は明け方まで続いて、彼はシャワーもしないで帰って行きました。
大量のオモチャは捨ててと言って置いていってしまいました。
その後も、数ヶ月の間に3回私のところに来ては、朝までして帰って行きました。
就活も無事終わり、内定をもらった会社の人に私は一目惚れをしてしまいました。
地方都市への就職です。
引っ越しするときには、すでに使い慣れていたあのオモチャ達も一緒でした。
一目惚れをした会社の人は妻子持ちでした。
毎日その男性に会えるのを楽しみに会社に行ってました。
就職して2年目でした。
以前私を襲ってその後もたまに急に来ては朝までして帰ってた人が、また現れました。
都内の会社へ就職して、そこからの出張でした。
地方都市への出張はそこそこあるらしく、2ヶ月に一度は泊まりに来るようになっていました。
私は流されるままに相手をして、その人に抱かれながら一目惚れした男性のことを思っていました。
片想いが強すぎて、告白され交際を求めてくれる人達もいたのにその気にはなれず、彼氏もできないままの時を過ごしていました。
学生の時に、時々泊まりに来ていた男性達からそれぞれに、泊めて欲しいと連絡があって、3人が一泊ずつ連日泊まることになっていました。
もう関係してた人ではなく別の人達です。
その人達が来ることになってた前の週のことでした。
寿退社の先輩の送別会の後、幹事の1人だった私は、その他の幹事2人と、あの一目惚れしてた男性のご馳走でご苦労様会をすることになっていました。
先輩幹事の方がセッティングしてくれていた会でした。
私は有頂天で、ご苦労様会へ出席しました。
1人抜け、2人抜けて最後はその人との二人きりになっていました。
紳士な彼はかなり年上で、とても優しく、尊敬だけではなく男性として理想な人でした。
酔ってた私は多弁になっていて、泊まりに来る同郷の男友達のことまで話してしまっていました。
そしたら、そのことを真剣に怒られて、またきゅんとしてしまいました。
我慢が出来なくなった私は猛烈にアタックしてました。
酔い潰れた私を送ってくれて、マンションに着きました。
ベッドに寝かせてくれて、帰ろうとする彼を追って抱きついてしまいました。
お願いしてお願いして引き止めて、本気で本当に好きになった人に抱かれてみたいって言ってしまいました。
彼は、せっかくの想いは綺麗なままの方がいいと言いました。
それでも引かなかった私に、幻滅させることになるからと拒みました。
ことsexについては変態な性癖があるからって言われ、何故か嬉しかったんです。
私しか知らない彼がいる。
そんな想いが芽生えました。
負けないように、私は◯◯さんのことを思って毎日オモチャを使ってオナニーしていますってカミングアウトしてしまいました。
どんな変態なことも大丈夫です。
私はドM子だから何でもできます。します。
痴漢に毎日弄られて気持ちいいって思ってた私も変態です。
だから抱いてください。
◯◯さんの家庭は壊しません。
私をおもちゃにしてもらって構いません。
お願いします。抱いてください。
そんなやりとりをしてました。
その日、私は狂ったように快楽に落ちて何度も気を失いました。
翌日も、その翌日も、私は彼に抱かれて幸せでした。
そして同郷の男友達が泊まりに来る日になりました。