あたしがドエムってちゃんと気づいたのは23歳のときでした。
就職して、憧れてた上司と不倫関係になった頃です。
初体験は20の時、同じ大学の学生でした。
付き合い始めて三ヶ月目くらいには、とにかく、時間も場所も関係なく、あたしを呼び出してはフェラをさせられてそのまま飲まされて終わりになってました。
初めの頃はその元彼があたしのアパートに来て、毎日エッチしてたのに、アパートにも来なくなって外でだけ呼び出されてデートもなくて、ひとけのない場所で写メを撮られながら元彼だけが終わったら、あたは独りにされてました。
それから半年くらいたったある日のことでした、友達経由で元彼があたしの他にも付き合って人がいるみたいって聞きました。
なんとなくは薄々は気がついてはいたんだと、今になったらそう思えます。
そして、あの頃のあたしは、そんな元彼が許せなかったし、取り返したいとも思ってませんでした。
それで、別れたのでした。
元彼に裏切られた思いを、引きずって新しい彼が欲しいなんて思えませんでした。
環境が変わって社会人になって、すぐに上司に恋をしました。
妻子ある上司に恋をして、憧れているだけで幸せでした。
時とともに憧れの恋から、だかれたい恋へ。
あたしの妄想は、いつも上司に抱かれることに。
毎日毎日出勤する前にも帰宅してからも、上司の胸に顔をうずめて彼の匂いに包まれて。
だんだん妄想がエッチな方に膨らんで、彼の腕が、彼の手が、彼の唇が、そして彼のが、、、、、。
キャーッって感じですね。
あたしの思いが強過ぎてたみたいで、周りの人たちにバレバレになってました。
同期の子たちには何度も何度も、目が危ないくらいハートになってるって注意されてました。
そばにいつもだけで、溢れるくらいに濡れてくるのが判るほど、あたしは彼を求めていました。
一途な思いが通じて、あたしの妄想なんて遥かに超える絶頂を何度も何度もくださいました。
初めての日、彼はあたしに自分がドエスであること。
あたしと関係しても、最後まで良い彼氏、良い上司ではいられないこと。
あたしをオモチャにしてしまい、泣かせるようなことまでさせてしまうことになること、想像できないくらい変態にしてしまうと思うって、言われました。
そんな事で嫌になったら、距離を置くように逃げてくれれば、追いかけたりあたしに不利な何かをしたりなんてことは絶対にしたりはしないって言ってくれました。
あたしは無条件で彼の気分次第でお仕置きも受ける約束もしました。
あたしは、頑張って変態になりますって答えてました。
彼の歪んだ性癖を受け入れて、あたしのドエムが完全に花開いてしまうのに時間はかかりませんでした。
一年が過ぎて、二年が経って、時間はあたしの素直なドエムを歪ませて、彼の奥さんや家族に、そして同僚にまで嫉妬するようになっていきました。
嫉妬して苦しいあたし自身を我慢をたくさんしてから、彼に逢えた時の喜びは異常なくらいでした。
彼のカミングアウトは、嘘ではなくて本当に変態なドエスでした。
8年の間に、彼に言われて沢山の男性に好きなように弄ばれたあたしの身体は、セックス依存症になってました。
お見合いで結婚した相手は、あたしのタイプとは正反対な人。
旦那さんには貞淑な妻を演じ続けて、元上司との子供と、誰との子供かあたしにもわからない下の子を、旦那さんの子供として育てています。
上の子のおちんちんは、元上司譲りの大きさです。