皆様、こんにちは。
レスが多くなってしまったので、新たにスレットを立てさせて
頂きました。
相変わらずの文章力ですが、最後まで読んで頂ければ幸いです。
あれから暫くは会長さんからの連絡が無く、疼く身体を自慰で
誤魔化す日々が続いていました。
とは言っても、以前よりも数段敏感になって(されて、、)しまった
身体です、、、自慰行為もそれ自体が変化してしまいました。
膣内に挿入すること無く、クリトリスへの刺激(指で、、)のみで
急激に上り詰め、、、それを2~3度繰り返して、、終わり、、。
確かに「その場しのぎ」ですので、時間も節約できて良い面もあるの
ですが、なんて言えば良いのでしょう、、、何か以前の自慰よりも
気持ち良いのに、満足感が希薄、、と言えばこの感覚は伝わる
かもしれません。
とにかく、凄くアンバランスな感覚がずっと続いていて、それは
普段の生活にも支障をきたし始めていました。
情緒不安定で、、常に感情の起伏が大きくなり、、つまり躁鬱気味に
なってしまっていたのです。
さすがに夫にも
「最近どうしたんだ?急に怒り出したり、落ち込んだりして。
何かあったのか?」
もちろん真実を言える訳がありません。
「ごめんなさい。何だか自分でも良く判らないの。たぶん年齢的に
更年期障害が出ているんじゃないかなぁ、、、たぶん、、。」
「そうかぁ、、俺たちも、もうそんな年になったか、、。まぁ、
あまりツライようなら1度医者にかかっておいた方が良いかもな。」
「うん、近い内にカウンセリングを受けてみる、、。」
「うん。その方が良いな。」
私は翌日、真理子さんに、
「ご相談があります。ご都合をお聞かせ下さい。」
とメールしました。
やはり内容が内容だけに、見ず知らずの人より知っている人、
特に私の身体をこのようにした本人に話を聞くのが一番だと思い
ましたし、経験則的に考えても、それが得策だと思えたからです。
彼女からの返信は午後に届き、忙しいけど6時過ぎなら時間が
取れる。 との事でしたので、その日の夜に会う約束に成りました。
車で彼女が働いている街まで行き、待ち合わせの某カフェで待って
いると、彼女は直ぐに現れました。
「こんばんは。こんな時間でごめんなさいね。これでなかなか
忙しくて。」
「いえ、私こそスミマセン。お忙しいのに、、。」
「あっ、ごめんなさい、別にイヤミで言ったわけじゃないの。
それでどうしたんですか?相談って、、。」
私はそれまでの事を彼女に話し、どうしたら良いのか聞いてみました。
「あぁ~、、由希江さんには叔父様が居るし、心配ないと思って
言わなかったんだけど、実はそれって私も経験してたんですよ。」
「え、、そうなんですか?」
「えぇ、ほら、私も同じようにしてるでしょ?もちろん誰にも起こる
って訳じゃ無いんだけど、直ぐに馴染める人と、なかなか馴染めない
人がいて、それは状況にも左右されるから、予測できないのよね。」
そう言うと彼女はしばらく考え込んで、、、
「チョットごめんなさい。直ぐに戻るから。」
そう言って席を立って、店の外に出て行ってしまいました。
15分ほどで彼女は戻ってきて、また暫く考え込んで、、、
「判りました。この件は私に任せて頂ける?」
「えぇ、最初からそのつもりでしたから、、。」
「そう。それじゃ明日また連絡しますね。その時に次の予定を
決めます。それとぉ、、携帯の番号を交換して頂けます?
メールのやり取りは時間が掛かって面倒だから、、。」
私たちは番号を交換し合い、最後に、
「それと、、、オナニーは今まで通り行って下さい。我慢する
必用はありません。変に我慢すると症状を悪化させる可能性が
ありますから。」
翌日の午前中に連絡があり、2日後に逢う約束になりました。
その日まで、私は言われた通り自慰を続けていましたが、やはり
気持ちの落ち着きというか、、満足感が得られずに悶々とし、、
それは美味しい物をいくら食べても、お腹一杯に成らないような
凄く気分の悪い事でした、、、。
会長さんからの連絡が無いまま約束の日を迎え、私は指定された
駅ビルの駐車場に車を停め、そのまま車の中で待っていました。
腕時計を見ると約束の時間(午前10時)の10分前を指していて、
あと10分待つ、、と思っただけで、急に気持ちが苛立ちはじめ、、
ハンドルを指でトントンと叩き、、、その音が余計に私の気持ちを
苛立たせてしまうのでした、、、。
もちろん、真理子さんが悪いわけではありませんし、待ち合わせに
遅れて待たされている訳でも無いことは、自分でも判っているのに
どうしてもこの苛立ちが収まりません、、、。
5分前に彼女は現れ、車の窓を指でノックしてきました。車を降りた
私に、
「おはようございます。ここは直ぐに判りましたか?」
「えぇ、、判りましたよ、、、。」
笑顔の彼女は私を見るなり、その表情は一気に曇り、、、私の感情が
良くないことを悟ったみたいでした。
彼女は私に、荷物を持って車をロックして付いてくるように言って
きました。普通の会話ですし普通の言い方なのに、その言葉すら
私の感情を逆撫でてきます、、、。
彼女に付いて歩いて行くと、白い国産の高級SUV
(と言うのでしょうか)の所で立ち止まり、助手席のドアを開け、
「乗って下さい。」
とだけ言い、私は言われるままにその車に乗り込みました。
彼女は運転席に乗りドアを閉めました。そこは私の乗る安い軽自動車
とは違い、ドアを閉めた途端にそれまでの日常から切り離された
ような静かさと高級感に満ちていて、それまでの苛立ちよりも
急に別の世界に来てしまったような感じで、チョット呆気に取られて
しまっていました。
彼女はバックからラベルの付いていないペットボトルを私に手渡すと
「これを飲んで下さい。」
とだけ言って、それ以上は何も言いません。
それは少し黄色みをおびた液体が入っていて、、お茶、、かな?
と思いながらも一口それを飲みました。
それは、何とも言えない味と香りがして、、お茶には違いないのですが、
紅茶とも緑茶ともつかない味で、フルーツのような、、花のような
香りで、すごく落ち着く感じがしました。
少しすると彼女は車を発進させ、駅ビルの駐車場から出て、どこかに
向って走り始めました。徐々に落ち着きを取り戻した私は、、
「先ほどはスミマセンでした、、。何故か凄くイライラして、、、。」
「いえ、良いんですよ。良く判ります。私にもありましたから。」
「これは何ですか?すごく美味しくて落ち着きます。」
「それは私が同じようになった時に出会ったお茶です。仕事柄
ストレスも溜まりますから、そんな時に良く飲むんです。
気に入ったのなら、後で少し分けて差し上げます。」
「それで、、これからどこに、、?」
私のその問いかけには応えずに、笑顔を返して来るだけでした。
車は暫く丘陵地帯を昇っていき、その高台にあるマンションのゲートを
通り、建物の地下にある駐車場に入って行き、1つのスペースに車を
停めました。
「さぁ、着きました。」
「あのぉ、、、ここは、、?」
「私の住んでいるマンションですよ。」
「え、、真理子さんの、、?」
「そうでうよ。と言っても私の個人用の部屋なんです。夫婦の家は
別ですから遠慮はいりません。」
「あのぉ、、カウンセリングするのでは?」
「はい。もちろんします。ですがデリケートな話ですからなるべく
落ち着いた所で、他のノイズの無い所の方が良いと判断したの。」
エレベータで7階まで上がり、お部屋に入りました。
そこはとても不思議な空間で、生活に必用な物以外、、例えば
絵が飾ってあるとか、花瓶に花が生けてあるとか、チョットした
小物類が置いてあるとか、、そういった物が一切無く、ある意味
凄く無機質な空間でした。
部屋自体の間取りも広く取ってあるので余計にそれが強調されて
いるようです。
部屋に入ると真理子さんは直ぐに服を脱ぎはじめ、唖然としている
私の目の前で全裸になり、
「うぅ~ん、、、」
と言いながら両腕を上に上げ、身体を伸ばすと、、、
「ふぅ、スッキリした。さぁ、貴女も脱いで下さい。ココでは
裸が基本なんです。と言うか、私がこの方が好きなんです。
それに私だけ裸って言うのも変じゃないですか?」
「あの、、でも、、、。」
「今、お茶を入れますね。さっきのお茶、ホットでも美味しい
んですよ。脱いだらそこのテーブルに着いて下さい。」
私は仕方が無く、脱ぐことにしました。確かに片方だけ裸って
言うのも変ですし、今更恥ずかしがる事でも無いのかも、、と
思ったからです。
真理子さんは裸にエプロンを着けてキッチンでお茶の用意をはじめ
ていました。私は脱いだ服を荷物と一緒に部屋の隅に置き、
小さなテーブルのイスに座って真理子さんの後ろ姿を見ていました。
身体を合わせたことがあるとは言え、まじまじと見たわけではありま
せんでしたから、とても新鮮な感じがしていて、、、
後ろ姿だけでも彼女のプロポーションの良さが良く判りました。
オシリの半分から上しか見えませんでしたが、小さくて形の良い
オシリとその上にエクボのような凹み、、綺麗なこうを描く背中、、
スッキリとしたウェストのライン、、同じ女性の、、それも同世代
とは思えない若々しいものでした。
ティーポットとカップをお盆にのせてテーブルまで戻って来ると
彼女はエプロンを外し、カップにお茶を注ぐと、
「どうぞ。」
とだけ言って、黙ったまま二人でお茶を飲み始めました。
エプロンを取ったので、もちろんバストも見えています。
特に大きいわけではありませんが、今だ重力に負けないだけの
張りと豊かさを備えていて、、正直羨ましい限りでした、、。
「さて、まずお伝えしなければイケナイ事があります。それは
叔父様の事です。このところ連絡が無いと思いますが、実は
今あのお屋敷に叔父様は居ません。少々込み入った事情があり
そちらの方に出かけています。それは先日お会いした時に電話で
確認しました。叔父様には由希江さんには言わないようにと
釘を刺されていたので、あのときは言えませんでした。でも、
叔父様を責めないで下さい。貴女に心配させまいと叔父様なりに
気を使っての事だと思いますから。」
会長さんが、ただのご隠居さんでは無いのは薄々感じては居ましたが
お屋敷に戻れない程の事情って事は大変な事なのでは、、?
と急に不安に成っていると、
「あ、でも心配なさらないで下さい。事が終われば帰ってきます。
昔からそういう事は良くあったんです。10年に1度くらい、、。
ただ、今回は少し長く掛かりそうなので、もう暫くは戻れない
と思います。」
「そうなんですか、、良く判りませんが事情があって事なのですね。」
「そうです。ただ叔父様も由希江さんの事を気に掛けていました。
なので、私が電話した時に、あの子の事を頼む と言われて
しまって、、私も少し悩みました。」
そう言うと真理子さんはお茶を一口飲み、すこし考え込んでいました。
そして、、、
「貴女はレズビアンではありません。それは私にも判ります。だから
凄く悩みました。貴女をどう扱ったら良いのか、、、と。」
「・・・・」
「今、貴女の状況は本来叔父様が居れば、徐々に解決される筈です。
ですが、叔父様は今言ったような状況にいます。何とか誤魔化し
ながらも叔父様を待っていられれば良かったのですが、貴女の
先ほどの状態を見て、それは無理だと判断しました。このままでは
ダメだと、、、。」
「私が危惧しているのは、その様な状態でレズビアンに深く関わって
しまうと、戻れなくなってしまうことがあるからです。つまり
男性を必用としなくなってしまう、、と。」
「それでは叔父様にとっても、貴女にとっても、私にとっても
決して良い結果にはなりません。叔父様は貴女を失い、貴女は
叔父様を失う。私は行った仕事の本来の目的を達成できないまま
二人を引き裂いてしまう事になります。以前にも言いましたが
私には付き合っている相手がいます。レズビアンですが、
お互いに深く愛し合っています。貴女を愛することは出来ません。」
私は真理子さんの悩んだ意味をやっと理解できました。
「良く判りました。本当にごめんなさい。知らなかったとはいえ
全ての事を背負わせてしまっていたみたいです。私が頑張って
我慢すれば良いことですよね、、、。」
申し訳ありませんが、もう時間がなくなってしまいました。
続きはまた書かせて頂きます。
凄く中途半端な所で区切ってしまってスミマセン。
由希江