縄にもいろんな種類があります。
縛られた感覚なんですけど。
赤い縄、色のせいか血が熱くなる感じがします。
黒い縄、拘束されいる感じが一番します。
白い縄、曖昧な感じがします。
麻縄、これに一番感じてしまいます。陵辱、被虐って、そう言う言葉が浮か
んで来て、これを見ただけで鳥肌が立つようになりました。
そして縛られる前に、麻縄が肌に触れるだけで、肌にぞくぞくとするくすぐ
たいとも何とも形容できない感覚が、全身に広がります。
まるで波紋のように、縄から全身に。
そしてその波紋に何時しか包まれて行きます。
時々、縄師が縄をギリッギュッギュッ、締める感覚に引き戻され、またその
締められる感覚に酔い、いつしか身も心も縄に酔わされてしまいます。
縄酔いと言う言葉を知ったのは、酔うようになってから大分後の事でした。