今夜も私は物になる。
昼間は人のフリをした肉便器。それが今の私。
もう、今更人間には戻れない。あの快感をしってしまったら、誰だって。
職場でも最近は居場所がない。ノーブラってわかるような私服で通勤したり、座っていても、あからさまにヴーンという重低音がしていれば、だれだって気付くだろう。好奇な視線と軽蔑の視線が交錯する。
それでも辞職願いを書かないのは、まだ完全に人間を捨て切らないから?
今夜もきっと、私は肉便器になる。穴という穴をふさがれ、快楽に悶え、自分よりはるかに年下の雄たちから凌辱され侮辱され、そして私は懇願する。
もっと快楽を。
狂っているとしか思えない?でも、これがほんとの私なの。何本もの肉棒を飲み込み、精液を体中に浴び、小便すら平気で飲む。言われたことは絶対であり、たとえ全裸で落書きだらけの姿でも、快楽を与えてくださるなら、深夜のコンビニに成人雑誌を買いに行く。
今朝、出社しようと玄関を出たら、ドアの外側に『喘ぎ声がうるさい』と苦情が書いてあった。表札には、名字のとこに露出狂と書きなぐられている。
そろそろご主人様たちが来る。私は嫌がってるの?じゃ、なぜこんなに濡れてるの?