直属の上司であり,私の何よりも大切なご主人様との調教日記です。
みゆき様に会うまでは至ってノーマルな私でした。
ゴールデンウイークの前の日‥
経理室でみゆき様と二人の時でした。
「明日からお休みね~〇〇さんはどこか行くの?」
と聞かれて
「特にないですよ。友達と会う位で‥」
「そうなの?」
「はい。〇〇課長は?」
「私もこれと言って。」
みゆき様は多分,30になったかならないか‥って感じですが,同性から見てもカッコ良くて,多分彼氏とかも素敵な人なんだろうな~って勝手に思っていました。
「明日はお休みだし,予定なかったら,帰りにちょっとご飯でも行かない?」
と誘われたのでした。
もちろん断る理由もなく喜んでお付き合いする事になりました。
「安くて,美味しいのよ。」
案内されたのは高輪のホテルのレストランでした。
なんか,今までの学生の頃と違って,正直緊張してしまったのでした。
「どうしたの?お口に合わなかった?」
みゆき様が心配そうに聞くので正直に話すと
「〇〇さん可愛いわね。」
と笑っていました。
「ココは私が払うから。」
ってご馳走してもらう事になり断ると,
「じゃあ,ラウンジで一杯奢って。」
って言われて夜景の見える素敵なラウンジでみゆき様と少し飲む事になりました。
「〇〇さんは彼氏いるの?」
「はい‥いいえ。」
「(笑)どっち?」
「一応いるんだけど‥」
「うん?」
「あの‥なんか冷めちゃって。別れようと思ってるんです。」
「そうなの。」
「他に好きな人が?」
「そう言う訳じゃないんだけど‥」
「そう?」
「あの〇〇課長は?」
「私はいないわよ。」
「そうなんですか?意外‥」
「そう?ちょっと寂しいけどね。なかなか合わないのよ。」
「そうなんですか‥」
深く聞いてはいけないと思って,話題を逸らそうとすると
「私ね,リバなのよ。意味わかる?」
「?わかりません。リバって?」
二人で結構,強いカクテルを飲んでいました。
「男も女も‥。って意味。」
「え‥そうなんですか。」
「うん。加奈子(初めてみゆき様に名前を呼ばれたんでした)の事可愛いなって思ってたの。」
「え~!」
みゆき様の事,憧れてはいましたが‥
答えに困ってしまうと
「フラレちゃったかな。」
と言ったのでした。
「そんな‥〇〇課長の事,憧れてましたけど‥嫌いってより好きだけど‥でも。」
「出ましょうか。」
とみゆき様が立ったのでした。