私達は肝心な事ひを忘れてました。
桶掃除です。
今後の事もあるため、仕方なくおざなりにやりました。
ぬるっとしてくるんですよね。洗わないと。
でもそれが幸運を招くんです。
私達は掃除を終えて蔵に戻るため浴室を出ると、遥か先の廊下を曲がる少女が見えました。
一足先に出たらしい。
私が後をつけようかと、なんとなく提案すると、yちゃんが正面を向いたまま、「待って…?」
と言い、それから黙った。何か考えているようだった。
「男風呂入ろう!」
いきなりぶっ飛んだ提案でした。
「見たくない?アレ。近くで」
「…!そりゃあ…」
「入ろう。うまくいけば、ある程度事情も聞き出せるかも」
yちゃんは私の腕を引っ張って男風呂に突入した。
脱衣場にはまだお兄さんはいなかった。
それを確認した私達は大急ぎでまた服を脱ぎ、競うように浴室に…
一番奥の露天風呂にお兄さんはいた。
ちょうど出ようとしてたのか、濡れた髪を後ろに撫で付けながら、雨模様を見てたようで、お尻はこちらに向いていた。
私達に気づき、前が見えた時、先ほどまでじゃないにしろ、まだ半立ちっぽい。
(この時はやはり射精するようなとこまではいかなかったのだ)
それで、お兄さんも当然、私達を見たのだが、我が目を疑うような感じとはあんな感じなんだろう。
突然でかなり驚いていたようだが、見るものはしっかり見てから湯に浸かり直した。
自分も丸出しなのに気づいたからだろう。
私達は見られても平然と振るまい、湯に浸かった。
話さない方が不自然なので、話した。
簡単なプロフィール紹介がすみ、いま現在のおかれた状況の説明がすむと、「あの女の子とはどういう関係なんですか?」と、いきなり爆弾を投下した。
確かにそこの説明が抜けてはいたが…
そして、お兄さんはそれを思い切り勘違いして解釈したのだ。
「あっ、やっぱバレた?…いちおう便宜的に親戚にしちゃったけど、本当は…」
それで、私達は家庭教師と教え子と知ったわけですね。
「言いません言いません!」
話のわかる相手だと安心したのか、お兄さんはじっくり私達を観察しだしたようだ。
ロリータにはおいしい状況じゃないですか。
しかも私達は惜し気もなく裸体を自分達からさらしてるんですから。
自分の教え子とのあれこれから、私達の吟味に切り替わるのがなんとなくわかり、これはかなりのロリだと確信しました。
私達が興味を持ってるのが、この手の人に気づかないわけがありません。
それに、少なくとも私は、お兄さんと少女の事より、私達とどう進展するのかに興味が移ってました。
yちゃんもそうと後で聞きました。
子供の頃から知ってる同年代の男子はもはや男としては対象外でしたから、二人の好みが合致する相手は貴重でした(しかもロリータで)。
もし、今すぐじゃなくても、処女喪失の相手としては、合格点だったのかな。
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