長々とすいません。
なぜ俺が今、そのことを書こうかと思ったか。
それは今俺は結婚して子供もいる37才です。
上の女の子が今四年生、来年五年生になるからです。
つい最近、初潮を迎えて、体つきも女の子っぽくなってきてます。
胸も膨らんできてます。
活発な子で、バレーボールのチームに入ってて、男女問わず友達はたくさんいる子です。
娘もいけない遊びをしないか、心配です。
現在、博と俺、祐希も付き合いは全くありません。
十年くらい前、高校の同窓会に一度出ました。
祐希もたまたま来て、顔を見ました。
赤ちゃんを連れてました。
俺も結婚してると、笑いました。
普通に、近況報告の会話をしただけでした。
博や里子のことは、会話に上がりませんでした。
そのときすでに、俺と博も連絡を取り合ってなかったからです。
赤ちゃん連れてきてたからというわけでもなく、俺は祐希を誘おうとかは全然ありませんでした。
俺の方も、上の子生まれたばっかりだし、それどころではないって感じでした。
高校卒業して、祐希と顔合わせたのは、その一度っきりです。
博とは成人してから数年は、時々会ってましたが、お互い仕事、俺は現妻との交際とかで、次第に博と距離が出来てました。
俺には若干、後ろめたさが博にありました。
博は俺と祐希が高校で一緒になったのを知ってました。
それを話したとき、博は言いました。
『あいつ、お前に気があったんじゃないかな』
『まさか』
『ほんとはあいつ、お前の相手したかったんじゃないか?でも年上の里子に逆らえなかった』
俺は黙って聞いてました。
『付き合ってって言ってみろよ』
もうその時点では付き合っていたし、童貞も卒業したあとでした。
また博と会う機会を持ちました。
『祐希に付き合ってって言ってみたか?』
俺は答えました。
『お前が祐希は俺に気があるとか言ったから、言ってみたさ』
『んで?』
『見事撃沈さ。ダメだったよ』
『そっか~』
ゲラゲラ笑う博を見て、悪いなと少し思いました。
俺とお前、穴兄弟なんだよな、そう心の中で思いました。
俺の中では小学校時代の祐希より、高校三年間の付き合いの方が濃厚で、エッチの勉強経験積ませてもらったし、そっちの方が鮮明に記憶されてます。
なぜ高校卒業と同時に別れたか。
それは高校は高校、それまで。
それ以降は新しい道を歩みたい、お互いそう思ったからです。
一つの区切りとして、そうしました。
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