二人でならいいと言った里子、俺には妹がいるし、俺のうちでは無理なので、自然と里子のうちでとなりました。
里子はお姉さんとお母さんの、三人暮らしでした。
博と口をきかなくなって、初めて里子んちに行ったときです。
『和雄君、博君と喧嘩したんだってね』
『喧嘩ってほどじゃないけど、話し聞いててムカムカして』
『羨ましいんじゃないの?』
確かに、ちょっとはそう思いました。
『里子にやらせてもらえよ、とか言うし、でもちょっとは羨ましいと思った』
正直に話しました。
『でもさせないよ?しようとしたら抵抗すっからね』
里子は言いました。
したらもう遊びじゃなくなるのはわかってました。
マンコチンポを触り合いいぢりあいをいつものようにして、俺は二回出させてもらう、いつものパターンでした。
終わって帰るときでした。
『祐希ちゃん、引っ越すらしいよ?』
もしかしたら博の件があったから、そう思いました。
『それは知らないけど、実家改築したから、そこに住むんだって言ってた』
『博はそれ知ってんのかな?』
『もしかしたら、実家に引っ越しされたんじゃ、今までみたくは出来ないじゃん?だからしたのかも?祐希ちゃんも秘密バラされたくないから抵抗出来ないのか?和雄君はそこに付け入るようなこと、しないもんね』
小心者の俺には出来ない、そこを一個上の里子は見抜いていたんです。
そして、祐希は引っ越して行きました。
学校からはちょっと遠いけど、バスで通学するようになった祐希でした。
気持ちよくさせてくれてた祐希が遠くになり、しかも実家暮らしとなれば、もう出来なくなっていた博のようでした。
鉾先を俺と里子に向けてきたのは、祐希が引っ越して二ヶ月くらいしてからでした。
『俺も混ぜてくれないなら、バラす』
そう俺に詰め寄ってきました。
里子はそれを見通してて、そう来たら最後に四人で集まったときからしてないと答えろと言われてて、そう答えました。
『バラしたとこで、証拠もなにもない、ただの話しだけで終わりだろ』
俺は博を突き放しました。
確かに証拠はない、博もそれ以上突っ込めなくなってました。
祐希ももう、学校の感じでは博を相手にしてない様子でした。
俺とも距離を置いてました。
秘密を持つ者同士みたいな感じでした。
里子は中学生、俺は六年生に、すると部活の関係で遅くなった里子と、俺は自然となくなりました。
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