お風呂でチンチンを洗う必要はなかった。
翌日からも、チンチン洗いを彼女が担当してくれたから。
僕がチンチンで彼女のほっぺたを突いて「また洗って」と言ったところ、なんの抵抗もなく、すんなりと洗ってくれるようになったのだった。
まるで、暑いから水遊びするくらいの感じで。
天気が悪くて、中庭に出られない日を除いて、僕のチンチンを洗ってくれる。
僕は、心の中で、彼女を「ラスカル」と呼ぶようになった。
当時、テレビで放送していたアニメの影響だ。
そう思うと、不思議と彼女の顔もラスカルに似ている気がしてくる。
僕にはまだ精通はなかったし、オナニーの知識もなかったけど、「見られてる+いじってもらってる」という状況が、ひどく興奮的だった。
最後の締めにカプッと噛んで欲しかったけど、そうするのは滅多になくて、たいていは手で往復ビンタ風に叩かれたり、お尻をパチンとされたりすることがほとんどだった。
彼女の方は、どれくらい性の知識があったんだろうか?
大人になったチンチンをいじってたらどうなるか理解してたんだろうか。
案外、射精するのを期待してたりしたのかも知れない。
水泳の授業があった後なんかは、プールで白っぽくふやけたチンチンを石鹸の泡でこすりながら、「ほら!元気を出せ!なんか出せ!」と、ハッパをかけていた。
夏休みになって、宿題も彼女と一緒にするようになった。
いつも8月30日頃から泣きながら取りかかっていた「夏休みの友」も、7月中にはほとんど終わるぐらいになっていた。
親も、珍しく友達と宿題をやってるってことで、毎日のように遊びに出ても、何にも言わなかった。
チンチン洗いはその頃にはタマタマも優しく揉み洗いをしてくれるようになって(初めはかなり強く握られて悶絶しそうになった)、洗う時間が長くなっていた。
先っちょの皮を、剥いたり戻したり繰り返す、オナニーみたいな洗い方になってきてて、僕は気持ちよさに腰が折れそうなぐらい、チンチンを彼女に向けて突き出してた。
そんなとき、彼女は水で石鹸を流しては、チンチンをかじって、僕が痛がるのを笑って楽しんでいる様子だった。
「わたし、ラスカルみたいだよね」
チンチン洗いに、彼女はそう言いながら僕の顔を見上げた。
(やっぱり、彼女もそう思ってるんだ)と、何となく納得した。
「ラスカル」
可愛く、そう呼んでみたら、いつもの倍の力でかじられた。
もし、その時放出できていたら、サイコーだったろう。
でも、彼女を「ラスカル」と呼んでしまってから、僕たちのラスカルにはすぐに最終回がやって来ることになった。
夏休み中に、彼女が引っ越すことになったから。
急に決まったらしく、引っ越しの準備とかで、チンチン洗いの回数は減った。
それでも、明日引っ越しという日に、最後の「ラスカル」をやってくれた。
皮を剥いて、たっぷりの石鹸の泡で、優しく優しく、丁寧にじっくり時間をかけて洗ってくれた。
流しては泡を付け、泡で洗って、また流す。
何度も繰り返すその間に、かじったり、唇で挟んだり、ペロッとなめたり。
ここで、精通を迎えたらドラマチックだったのに、そうはいかなかった。
洗い終わって立ち上がった彼女のほっぺたは真っ赤になっていた。
「きれいになった?」
ちょっとはにかむ彼女を見て、「遠くにやりたくない」と思ったが、抱きしめるような芸当も、気の利いた言葉も小6の僕にはできない。
「あの。僕も、洗ってあげようか?」
僕の声は、ひどく震えていた。
彼女は、返事も頷きもしなかったけど、俯いたまま靴と靴下を脱いで、コンクリートの上に立つと、スカートとパンツをソロソロと脱いだ。
女の子のパンツ姿すら見たことなんかなかったのに、そのパンツも目の前で下ろされて、白い肌が目に飛び込んできた。
言葉が出なくて、ただじっと見ているだけ。
パンツを脱ぎ終わると、ブラウスの裾を胸の下まで巻き上げるようにして止めて、下腹部を僕の方にさらけ出した。
彼女はずっと俯いたまま。
耳たぶがすごく赤くなってるのが覗いて見えた。
正面から見下ろした彼女の下腹部は、ツルンと白くて、少し盛り上がった土手に、一筋の割れ目が見えていた。
「洗ってあげるね」
かすれた乾いた声しか出なかった。
彼女はちょっと頷くように頭を動かした。
彼女の前に跪くと、正面に初めて見る女の子があった。
柔らかそうな女の子。
僕の手が震えている。
水道のホースで割れ目の廻りに水を掛けると、彼女は、冷たさに一瞬腰をビクッと後ろに引いた。
唾をゴクリと飲もうとしたが、唾が出ているのに口の中の壁や舌がなぜか乾いて上手く飲み込めない。
石鹸に手を伸ばして思いっきり泡立てた。
掌に泡を盛って、彼女に向き直ると、彼女はそっと両脚を肩幅まで開いて、洗いやすくしてくれた。
脚の間に、少し覗いた女の子の部分。
どんな構造なのか知らない。秘密の部分だ。
いきなり揉みくちゃにしたい衝動を覚えたが、「優しく、優しく」と、必死に抑えた。
そして、泡を載せた右手を、そっと脚の間に伸ばした。
初めて触れる、女の子。
石鹸のせいなのか、ちょっとヌルッとしてて、ずっとお尻の方まで割れ目が続いている。
構造で、覚えてるのはそれぐらい。
ひたすら柔らかかった。
そのどこかに、クリトリスや膣口があったんだろうが、そんな知識もなく、もう、頭が真っ白になって、一心不乱に彼女のアソコを洗っていた。
いま思えば、最初のタッチは石鹸無しで、素手で触れば良かった。
一旦流して、もう一度石鹸を付けて。
で、二度洗いの後は、石鹸を付けるのも忘れていた。
洗うと言うより、ただ触ってるだけみたいだった。
たぶん、敏感な部分をこすったり、穴の中にも指を入れてたんじゃないかと思う。
石鹸を付けてるのと勘違いするくらい、なにか潤ってた。
しばらくすると、彼女が腰を折るように突き出してくるのに気がついた。
女の子でも、こういうときは僕と同じようにそうなるんだと、ちょっと嬉しくなった。
気持ちいいのかも知れない、と。
僕は突き出された彼女の脚の間を覗き込んだ。
そして、夢中になっていじった。
頭がボウッとして、僕は割れ目に口を付けてたと思う。
届く限り、舌を伸ばしたはずだ。
よく覚えてないのが心残りだ。
ただ、かなり長い時間そうしてたと思う。
どういうきっかけで作業終了になったかも、曖昧だ。
気がついたら、僕がいつもチンチンを拭くのに使ってるタオルで、彼女のアソコを拭いてあげていた。
ひょっとしたら、彼女はイクところまでいったのかも知れない。
真っ赤な顔で、息が荒くなっていた。
たぶん、僕もだけど。
彼女のアソコでタオルを動かしていると、指先が柔らかな肌に触れた。
それで、また、タオルをどけて、割れ目の溝を指でなぞってしまった。
ヌルッとした感触が、全体に広がってくる。
ちょっとして、彼女が僕の手を押さえた。
「せっかく洗ったのに……」
「うん」
僕は、名残惜しかったけど、手を彼女の股間から引き抜いた。
「もう…… お返しに、そっちも汚してあげるからね」
彼女はそう言って、カチカチになったままのチンチンを摘まんで、自分の割れ目を近づけた。
それで、チンチンを跨ぐようにして脚の間に導いた。
僕と彼女は身長は同じくらいだったけど、そうするにはすこし僕の方が少し膝を曲げなければならなかった。
苦しい体勢だけど、向かい合った彼女と体が密着することになる。
チンチンが彼女の割れ目に挟まってヌルヌルした感触が伝わる。
僕は、男の本能なのか、チンチンを擦りつけるように腰を前後に動かしていた。
彼女と僕はお互いに体が安定するように、互いの腰に両手を回して、しっかりと抱き合う格好になった。
彼女全体が、柔らかなマシュマロみたいだった。
僕の膝が耐えられなくなるまで、しばらくチンチンを擦りつけたまま抱き合った。
そして、よろけるように体を離すと、僕のチンチンは、彼女の体液で全体がヌルヌルと光っていた。
「へへ、オチンチン汚れちゃったね」
彼女はそう言いながら、自分のアソコを指で触れて、「これでおあいこだね」と笑った。
僕たちは、服を整えて、暗くなる前に裏口を出た。
それで「バイバイ」と、いつものように別れた。
引っ越して、もう会えなくなるのに、馬鹿だった。
住所や連絡先も知らない。
キスぐらいすれば良かったかも知れない。
チンチンに付いてた彼女のヌルヌルは、翌朝、乾いて、日焼けの皮膚のようにポロポロと剥がれていった。
僕は、ホントに、馬鹿な「お子様」だった。
彼女のことを思って思って毎日を過ごしていたら、夏休みの最後に、精通を迎えた。
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