何時から聞いてたのか 後ろで何かが落ちる音がして振り向き見ると私の脱いでたパンツとA子の新品のパンツ。慌てて拾い手の中に握り隠すとA子が泣いて抱きついて来た。
「何?」
「嘘吐き!ずっと守ってくれるって言ったじゃない!やっつけてくれるとも!でも 私は弱いのよ。一人になったら 又!いえ!恨みを買う分 生きてけない!ころされるかじさつかよ!」私はチラッと母親を見る。真っ青な顔になっている。私に取っても想定外で焦ったけど 一か八か 勝負に出た。A子の背に片腕を回し、もう一方の手で頭を撫で
「落ち着いて。後で 誘おうかと思ったのよ。只、Aちゃんは一人っ子で大切にされてるから ママやパパと話し合って貰おうと!Aちゃんは頭良いし その気になれば あそこは楽よ。親の許しは厳しいかもだけど 思い切ってこれまでの虐め告白してみない?家の親と違って理解してくれるよ。私はあの母親とは一刻も早く離れたいのよ。パパはその思い知るから 合格すりゃマンションくれるって!でも3LDKよ、私だけじゃ広いわ。ルームメイトになる子探してたのよ。小母さんお風呂で 正直になる様説得してみます。話す気になるかは分かんないけど Aちゃんを受け止めてくれますか?」ママさんは青ざめたまま 小刻みに肯く。
※元投稿はこちら >>