続きです。放課後に教室で待ってなさいと言われてましたが、かなり長い時間待たされた様に思います。教室内にはグランドで楽しそうにサッカーで遊んでいる声が聞こえましたが、僕にとっては逃げたくなるような嫌な静けさでした。遠くからカツッカツッ…コツッ…とヒールらしき足音が大きくなってきたので「ビクッ!!」と固まってしまいました。ガラガラと教室の扉を開けてこちらに向かってきました。先生は無言で怖くて私の正面に椅子を向けて座りました。「○○○君、何で呼ばれたか分かってるでしょ?正直に答えて。あなた今日図書の時間に先生がトイレ入ってるトコ…覗いたんでしょ!?」 いきなり核心を突かれた僕は「あ、あ、あの…、知りません!違います!」と咄嗟に嘘を付いてしまいました。「嘘言はダメ!●●さんが○○君が図書室抜けるとこ教えてくれたんよ!本当のこと言いなさい!」と僕の両肩に腕を回して揺さぶられました。恐る恐る先生の顔を見るとヒステリックな表情でしたので「ハイ…、すいませんでした…。」と謝りました。頭の中では、ヤバ過ぎる…変態…エロ…女子トイレ覗き…などのフレーズが交差して恥ずかしいやら何やらで男のプライドはズタズタで泣きたくなってました。沈黙後の先生は「勝手に図書室を抜け出すことも良くないけど女性のトイレを覗くなんて絶対にしちゃイケナイ事よ!分かるでしょ?」と先程とは違った少し優しいトーンでした。「何であんなことしたかわかりません、すみませんでした(泣)」と僕は丁寧に謝りました。「今までも何度か覗いたことあるの?」「ありません!」「でも今日は下から覗いたんでしょ?」「………!」「何が見えたのかな?」「……(泣)」「ちゃんと答えなさい!」「…先生のお尻…です」「それだけじゃないでしょ??オシッコ出てるとこも見えたのね!?」「ハ、ハイ…(泣)」絶対親に怒られると本当に絶望的な気持ちでした。続く
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