翌週の土曜の朝、蒸し暑かった夜の汗を流しくつろいでいると、真由美から今近くにいるから寄っていいかと電話が入る。了解すると数分でやって来た。
「あいりちゃんは?」
「夏期講習にみんなと。○○大学に」
ふた駅先の大学でやっているらしい。
「僕も行ったな。その後統一試験で県内20番とかになったよ。あのテストだけだった(笑)」
なにやら真由美が聞いてない気がした。
「どうした?」
「あの…笑わない?」
「ん?話しによるよ」
「ですよね…嫌われちゃうかも…」
「なしたの?」
この手のやりとりは苦手だ。探り合いとか面倒臭い。
「あの…お願いが…あのね」
「…」
「したいの…」
「へ?したい?何…えっ?」
「この前のお風呂で、あの…あれから我慢できなくてっ!」
言うと両手で顔を隠し膝を抱え込んだ。
「あ、そっちか。嫌うわけないだろに(笑)」
「だって…普通言わないでしょ?」
小さく丸まる真由美の膝を持ち上げ抱き締める。
「変なの見たからね。チラッと見えてた?」
「う、ん…下から」
「そっちか。真由美さんのオッパイもきれいだったよ」
「ヤダ…垂れてきちゃったのに」
「大きいからでしょ」
「恥かしいです」
「で、昔を思い出して手を引いたんだ?」
「ごめんなさい…イヤらしいことさせて」
「僕は構わないよ。ただ、」
「ただ?」
真由美の髪を耳に掛け囁くように言った。
「あいりちゃん、起きてたよ」
真由美が息を飲み身を固くした。
「そんな、恥かしい…」
「真由美さんは、マゾっ気あるでしょ?」
「えっ!どうして」
「なんか少し恥かしい目にあうの好きそうだなってね」
カマをかけたが案外図星だった。
「よくわからないの。ただ焦らされたり少し強引だったりドキドキします」
息が荒くなった感じでうなじにキスすると身体をくねらせ小さく喘ぐ。
「朝からヤりたいって、真由美さんイヤらしいね」
「ご、ごめんなさい」
「疼いてたんだ?」
「…」
「思い出してムラムラしたの?」
「…」
耳たぶを噛みながらミニから伸びた腿の裏を撫で回す。
「あれから、自分でやったね?」
膝がビクッ!と反応し唾液を飲み込んだ。
「は…ぃ」
「妄想したのは?」
「お、おふろ…で」
「僕がオナネタか…」
「ごめんなさい。欲しくなっちゃって我慢できなくて、」
「良いよ。役に立ったか?」
「気持ちよかったです…」
「またひとりでやるかい?」
真由美が首を振った。
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