コインパーキングから車を出し彼女を乗せます。
やはり、51才で独身で高給取りらしく着ているモノはそれなりに高そうでした。
主婦業をする事が無かった分、身体のケアもしっかりとされているのでしょう、肌は勿論スカートから伸びる脚もスラリとしていてとても51才のそれとは・・
車を走らせると、課業外と言うのとアルコールが入ってるせいもあって本当に柔らかな雰囲気です。
「学校はどうなの? 」とか「 彼女は居るの? 」など、会社にいるときは口にされなかった内容の話しを・・
「 1人暮らしだったかしら? そうよね? お礼にお茶でも飲んで行く? 」
指示された場所の近くになると彼女がそんな事を言われました。
社交辞令で言われているのか、それとも本心で言われているのか迷い、断りを入れれば良いのか迷います。
「 あっ! そこを入って! 」
通りを1つはいりマンションのゲートが見えると彼女が入るように言われました。
「 そう! そこの二番目の空いてるとこに停めて! 」
彼女がマンションの平面駐車場に僕の車を停めさせます。
どうやら本気でお茶に招待してくれていたみたいでした。
「 さあ、降りて! 」
彼女に促され、車を降りてエントランスに入り、グレードの高そうな内装に少し驚かされます。
エレベーターに乗り、12階で降りて角の部屋に・・
入ると、大理石貼りの床が玄関だけでなく廊下迄続いていました。
「 上がって! ほら、コレを! 」
彼女がスリッパを出してくれ、その後リビングに通され・・
「 コーヒーで良い? 」
コートとバッグを置き、ジャケットを脱いで彼女が・・
コーヒーを出してくれ、彼女は缶ビールを出して飲み始めます。
部屋の感じや彼女の雰囲気からしてワイン位がお似合いなのでしょうが、缶ビールを片手の彼女に軽いギャップを・・
その何とも颯爽とした姿に『大人だなぁ』と、妙に感心しますが、それもその筈うちの母親より年上なんですから・・
居心地も悪く無いし彼女も『帰れオーラ』を出すことなく、コーヒーのお代わり迄されますので帰るタイミングが・・
忘年会では遠慮されてたのか、テーブルの上のビール缶が複数になってゆきました。
それと共に雰囲気が砕け、会社でな彼女とは徐々に別人のように明るくお喋りになって・・
それと共にボディタッチの回数が増えてゆきます。
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