おじさんの釣りの戦果は鯉が二匹でした。
なぜ鯉が?ってこんな場所にって感じでしたが、大きいしなんか食べる気にはならずリリースしたから、結局持ち寄った食料が役に立ちました。
焚き火もしたし、普段は体験できない事ばかりで充分楽しみました。
怪談話は本気で怖かったけど…
入浴剤は川の水を使って身体を拭いたり程度でしたが、やっぱりそれなりに身綺麗にはしました。
寝る前の準備を済ましテントに入ったのはまだ9時にもなってない時刻でした。
みんな気持ちがこれから起こることにいってたんだと思います。
おじさんを真ん中にして川の字になって横になりました。
テントの中は明るすぎない灯りが灯ってるのみです。
だんだんと会話が途切れてくると、私はなんとなく目を閉じてじっとしてました。
なんか何もないまま?!
そんな思いがよぎりながらしぱらくすると、隣からやたらと衣擦れの音がしはじめて、私はタイミングを伺いながら薄目を開けて視界の隅に意識を集中した。
クチュ…
クチュ…
そんな音がして二人がキスをしてるような気配がした。
友達のウウーンみたいな声もする。
それから相変わらず衣擦れの音も。
時折、えっ?って、言うような声もかすかにする。
友達が何か心配するような感じの。
私はついに我慢ができなくなり顔を少し傾け薄目を開けた。
暗いながらもおじさんの背中がまず見えた。
横向きで友達に被さりキスでもしてる態勢で、左手で身体中をまさぐってるようだった。
で、剥き出しのお尻まで見えた。
おじさんは完全に裸だった!
私は一旦は目を閉じたが、それからも定期的に薄目を開けて観察した。
おじさんが四つん這いになって友達の乳首に吸い付いた時、友達の声のトーンが上がった。
両手で口を塞いだようで、途中からはくぐもった声になった。
友達もすでに裸にされてるようだった。
この二人、私がもう寝てると思ってるのかと思ったけど違う。
寝た振りをしてるのをわかってしてるのだ。
ろくに寝てるのも確かめずに裸になってまでするなんて完全に確信犯だった。
私はそれもあって寝返りさえうてずに相当困った…
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