「この前のままやったら俺の触られ損やからなぁw」
「高橋さん触って回収しぃや!私が触られ損やんか!」
「んなら触ってもええでぇ~ww」
と言って股間を突き出すマネをすると
バシッ!
と股間を平手で叩かれた・・・
「っっ・・・!! っっっっ!!」
別に金玉を叩かれた訳じゃないので痛くなかったが
大袈裟にうずくまって声すら出ない風を装った・・・
「えっ・・・」
男の急所だというのは分かっていたがそんなに悶絶するものだと思っていなかった真美は驚いてオロオロする・・・
「ゴメン・・・大丈夫?」
と心配して介抱をしようとするがどうしたらいいのか分からずにいる・・・
最初はちょっと大げさにしてみただけだったが、これはチャンスかもと思って
「・・・っっ・・・ちょっ・・・」
周りは田んぼで夕暮れ 少し行ったところに寂れた神社がある・・・
油汗をかきながら言葉にならない風を装い神社の境内に入っていく俺の腕を支えるように真美も一緒についてくる・・・
入ってすぐの石段で外から見えない所にうずくまって
「う~ん うぅぅ~ん」
とうなってる俺に何かと話しかけてくるが
痛くて声が出ない俺をどう扱って良いのか分からずに泣きそうな顔をしてる・・・
しばらくして少しずつ治ってきてる風を装い
「・・・ヤバい・・・ヤバい・・・」
を繰り返した・・・w
はぁ・・・はぁ・・・
と大袈裟な呼吸をして真美を散々心配させて・・・
「ゴメン・・・大丈夫?・・・」
を繰り返す真美・・・
しばらくして・・・やっと落ち着いた風を装い
「ヤバいなぁ・・・大丈夫かなぁ・・・」
「えっ? なにが?・・・」
「なにが?じゃないよ・・・」
凄く落ち込んだフリをして頭を垂れる
「ゴメン・・・」
真美はだいぶ責任を感じてるようだ・・・
「野球部の先輩が金玉にボールが当たって大変な事になったって言うとってん・・・」
「・・・・」
「あぁぁ・・・」と頭を抱えた・・・
「大変って・・・?」
「・・・すごく腫れて血のションベンが出て病院に行って・・・なんでこんなことになったんか色々聞かれたんやって・・・」
「えぇぇ・・・」
「しかも、その後 勃てへんようになって病院に通ったって・・・」
「えっ・・・・ ・・・」
「どうしよう・・・」
「・・・」
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