閉園時間が近づくと、妻が娘を迎えに来た。この日私はこのあと、友達と会う予定になっていたので、娘はここで妻にバトンタッチすることになっていたのだ。
娘をつまの車に乗せ、見送ったあと、私はどうしても、あの子の笑顔が気になり、児童館に引き返してみた。
するとなんと、児童館のせまい庭のベンチに、彼女が一人て座っていたのだ。
私は吸い寄せられるように彼女に近づき、黙って彼女の横に座った。
彼女は私を見て、さっきと同じ微笑みをうかべると
「さっき、あたしのパンツみてましたよね?」
「うん」
「あたしくらいの子、好きなんですか?」
「ああ、恥ずかしいけどそうなんだ」
彼女はさっきよりさらに、いたずらっぽくわらうと
「なら、もっと見せてあげてもいいですよ?」
「ほんとに?」
私は胸の鼓動が急に早まるのを感じた。
※元投稿はこちら >>