スーパー銭湯で成功した例は、もう何年も書いてきましたので、今日は危機一髪でヤバイ失敗例を紹介しましょう。
ある日、俺が入浴していると、5才位の女の子とその兄を連れた父親が入ってきました。
いつものように、親子が湯船に入る瞬間の足を広げたワレメを見、親子が体を洗う様子を観察し、父親がサウナに行って兄妹だけが残されて・・・というパターンを待ちました。
なかなかパターン通りには行かないのですが、その日はパターン通りでした。残された兄妹は、つまらなさそうにしています。
こういう場合、妹に話しかけるのではなく、兄の方に話しかけて親しくなる方が成功率が高いのです。(それ以前に父親と世間話をしておいて、子ども達の安心感を得る事も必要です)
兄と親しくなった頃、『外のつぼ湯に行こう』と誘い、俺が先につぼ湯に入ると、兄もついて来て入り、兄の後ばかり追う妹も入ってきました。
兄と話しながら さりげなく妹を抱き、『洗った後は体に残った石鹸を湯の中でこすり落とすのだよ』とささやいて、妹の体中をさすりだしました。
初めはなるほどと思ったのか されるがままだった妹も、俺の手がワレメばかりに集中している事に気が付き、振り向いて小さな声で『ヤメテ!』とつぶやいて湯から出てしまいました。
普通ならそれで事が終り、わざわざ親に言う子はいなかったのですが、その日は兄が妹を追い執拗に詰問したので、妹は兄の耳に口を寄せコソコソ話してしまいました。
(ここで余談ですが、『ヤメテ!』を、なぜ兄に知られないよう小さな声で言うのか? なぜ今までの4~5才の子は親に言わなかったのか?・・・いまだに疑問です。誰か解かりませんか?)
そして兄は妹の手を引き、サウナに向かいました。
『マズイ事になった』と思った俺は、とっさの思いつきで洗い場に行き、シャンプーで頭を泡だらけにかき回し、顔も泡だらけにして様子を見ていました。
案の定、親子3人は外湯に行き、戻ると内湯をながめ、洗い場を回り始めました。
ところが、泡だらけで髪型が変り、顔も泡だらけの俺の側を素通りして脱衣室の方へ行ってしまいました。そしてまた風呂場に戻ると、全ての風呂用具を持って脱衣室へ行き、二度と来なくなりました。
危機一髪で最悪の事態を脱した俺は、それ以後は別なスーパー銭湯に通っています。
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