第5話 ~宴会が明けて~
初めての行為を終えて、まだ秘穴の中に挿れたまま、俺は理絵の上で重なっていた。
理絵『・・・。しちゃったね・・・。』
俺『うん・・・』
理絵『お腹の中がすごく温かい・・・』
しまった!中に出してしまったんだった・・・。
俺『松井さん、ごめん・・・中に・・・』
理絵『!?? ・・・。大丈夫、生理まだ来てないから・・・』
俺『え?』
理絵『まだ生理来てないから妊娠しないよ。(ニコッ)』
その言葉を聞いて、ホッっとした(笑)
俺『ん?なぁに?』
理絵『”理絵”でいいよ。あたしの事・・・』
俺『うん、分かった。』
理絵の身体から離れ挿れていた肉棒を秘穴から抜くと、やがて白濁液が顔を見せ、会陰の方に流れ
出ようとしていた。机の上に置いてあったボックスティッシュを持ってきて、やがて流れ出てきた
白濁液をティッシュを使って会陰のところで受け止めた。理絵が身体を起こしたと同時に、奥の方に
留まっていた大量の白濁液が一気に押し寄せてくる。
理絵『え?すごい・・・。精子ってこんなに出るんだ? あれ?血、出てない・・・。』
出てきた白濁液は、少しだけピンクに染まっていたが、想像していたような出血はほとんどなく、
理絵の下に敷いたタオルを見ても、赤く染まっている個所はどこにもなかった。
俺『本当に痛くなかった?』
理絵『入れた時、少しヒリヒリするような感じはあったけど、ほとんど痛くなかったよ。』
俺『よかった・・・。』
理絵『新ジャガくんが、ずーっと優しくしてくれたからだよ。(ニコッ)』
行為の後の処理も済み、俺も理絵も一気に眠気が押し寄せてきてしまい、裸のまま抱き合いながら
ベットで深い眠りについた・・・。
翌朝、目を覚まし時計を見ると朝6時を回ったところだ。隣りにいる理絵はまだ眠っている。
理絵にそっと口づけすると・・・理絵を起こしてしまった。(笑)
理絵『う・・・ん・・・。・・・・・。!!!新ジャガくん、おはよ。』
他のみんなはまだ寝ているであろう。ならば・・・と、理絵に起き抜けのディープキスをする。
理絵『ちょ・・・!? ん・・・ んん・・・』
朝勃ちのせいもあるが、俺の肉棒は既に臨戦態勢ができている。キスをしながら理絵の身体に乗り
かかる。肉棒が理絵の陰部に収まり、素股の状態になったので、腰を前後に動かし、陰部を刺激する
と、理絵の身体がクネり出した。
理絵『ん・・・んふっ・・・ん・・・』
すぐに理絵の膣口から愛液が溢れだしてきたため、腰がスムーズに動く。時々、肉棒が理絵の膣口に
ニアミスして引っかかるような感じになると、理絵の身体に力が入った。その勢いを利用しながら
肉棒を秘穴にゆっくりと挿し入れると、昨日並みの締め付けによって肉棒がさらに固くなった。
スピードを変えないままゆっくりピストンすると、膣口が根元をグイグイ締め付けてきたため、その
まま体内に精液を発射した。しかし、肉棒の勢いが全然衰えない。射精後もピストンを続ける。
そして、そのまま追加で2発を体内に発射して、起き抜けセックスを終えた・・・。
理絵『もう・・・(笑)』
俺『ごめん、寝顔にキスしたら、コーフンしちゃって・・・(笑)』
理絵『でも・・・嬉しい。』
理絵がシャワーを浴びたがっていたので、まず俺がリビングに降りて様子を伺い、全員爆睡している
のを確認して、理絵を浴室へ案内した。その後、理絵と入れ違いで俺もシャワーを浴びた。
浴室から出て、チラっとリビングを再確認すると、そこには俺の想像を超えた惨状(?)が待ち
構えていた・・・。
空き缶・空き瓶がそこらじゅうに転がっていて、テーブルの上には食い散らかした寿司とツマミが
散乱している・・・。大人4名は、適当にスペースを作って大イビキをかきながら雑魚寝中・・・。
こんな状態を見せつけられると、こんな親から説教を食らうのがバカらしく思える・・・。
再び自室に戻り、理絵に相談する。
俺『あのさ・・・』
理絵『???』
俺『リビング見た?』
理絵『ううん、見てないよ?』
俺『あはは・・・(苦笑)見なくて正解だったかも。』
理絵『そんなにヒドイの?』
俺『(汗)これから片付けと朝食を作るから、もうちょっと寝てていーよ。』
理絵『じゃあ、あたしも手伝う!』
俺『いやいや、ゲストに後片付けをお願いできないよ。』
理絵『1人よりも2人でやったほうが早く終わるよ?』
俺『うーーーん・・・。じゃあ・・・お願いしていい?』
理絵『うん!』
寝ている大人はそのままにしておいて、ゴミ回収・テーブルの片付けを行い、その後は朝食を一緒に
作った。メニューは、ごはん・おひたし・ハムエッグ・アサリの味噌汁だ。
理絵『やっぱり毎日やってるだけあって、すごく手際いいよね。』
新ジャガ『そうかぁ?』
理絵『そこまで包丁を扱える中学生っていないと思うよ?』
新ジャガ『皮むきはピーラーでやればいいから、包丁なんか切るだけで十分だよ?(笑)』
こうやって一緒に作っていると、夫婦でいるような錯覚に陥る。こうやって毎日を過ごせたらどんな
に楽しいだろうか。しかし、所詮は朝食。夫婦ごっこもあっという間に終わってしまう・・・(泣)
理絵には2Fの2人を起こすようお願いし、俺はリビングの4人を起こす事にした。
新ジャガ『おーい、みんなー。朝だぞぉ~。』
大人4名『うんん? もうちょっと・・・寝かせて・・・』
新ジャガ『ダメ!とっとと起きて~!朝メシできてるから。』
理絵パパ&ママ『えっ???』
父&母『・・・・・・・。 Zzz・・・。』
新ジャガ『こらぁ~!寝るなー!!(笑)』
何とか、4人とも叩き起こして、リビングに朝食を運んだ。朝食が運び終える頃に、妹と理絵姉も
リビングに降りてきた。
理絵『昨日はずいぶん楽しそうだったね。2階まで声が漏れてたよ(笑)』
父『いやいや・・・面目ない・・・(恥)』
理絵パパ『え~!!?これ、新ジャガくんが作ったの~???』
新ジャガ『みんなまだ寝てたから、理絵さんに手伝ってもらいながら、作りました。』
理絵ママ『理絵。あんた、まだまともに作れないんだから、新ジャガくんに教えてもらいなさい!』
理絵『ひどーい!あたしだってやればできるんだからね!』
妹『お腹が空いたから、早くたべよーよ!』
母『それもそうね・・・それじゃ、いただきます。』
全員『いただきます!』
と、皆で朝食を頂いて、その後はリビングから大人達を追い出して、リビングの大掃除です(笑)
これじゃ、どっちが大人でどっちが子供なんだか・・・(汗)
松井家はその後、昼前にご帰宅となり、理絵とは明日に学校で会う約束をして別れた。
で、翌日の月曜日に俺と理絵は学校に行くのだが、そこで事件は起こる・・・。
第5話 ~宴会が明けて~ 完
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