「彼女は知らないのだ。」とか「僕はそれらを排除しにかかる。」とかって、「いくら何でも小説表現すぎるだろ~」って思わない?
ここに来る人の大半は、俺も含めてリアリティというか「ナマの雰囲気」を求めていると思うんだけど、この文章は主観的な視点の中に時々客観的過ぎる表現が見え隠れするものだから、その表現が出てくる度に、俺の言うところの「気恥ずかしい」気持ちにさせられると思うんだよね。
あと例えば、「後から押してくる圧力は圧倒的で、耐えきれず彼女に覆い被さるようになってしまう。」なんかは、「うしろからの圧力に耐えきれず、彼女に覆い被さってしまう。」でいい訳で。一つの状況を表すのに冗長な語句が並ぶと、「あら、この人自分の文章に酔っているのかしら」という印象を与えてしまう気がする。
俺が言いたかった「気恥ずかしい」は、主にその2点によるものだね。
でもこの文章は文体に統一感があるし感情移入しやすい描写がされていたから、そういったくどさがあってもスラスラ読めた。女の子かわいいし、女の子を気遣う男も俺好みだし、むしろ良作だと思うっす。
言うまでもないと思うけど、これは飽くまで俺個人の意見なんで、大した参考にはならないね。無視は悲しいけど、あまり真に受け過ぎないことを祈っています。
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