その子の唇がそっと離れ、小さな声が聞こえた。
「◎◎◎さんのこと好き」。
鼻先にかかる息はほのかに甘かった。
思春期の胸のあたりがくすぐられるような、
そんなせつない気持ちが一瞬よみがえった。
返す言葉がなく、黙っていると
「顔、赤いよ…」。
上目づかいの一言にドキッ。
そのしぐさの中に、大人を感じた。
まずいと思いつつ、小さな唇に自分の顔が近づく。
今度はチューではなくキスだった。
そのまま静かに体を引き寄せると、体を預けてきた。
鼻から漏れる甘い息が、静かに早まる。
顔にあたる息が心地よかった。
唇がはずれると、
「気持ちよくなりたい…」。
正直、とまどった。そして、
「さわってほしい…」
ドキドキが「ドキッ!!」に変わった。
「じゃあ…」と返事にならないようなことを言い、
腰に手を回すと、体がビクッ、と反応する。
座ったままの姿勢でTシャツをめくり、
ショートパンツの中にゆっくり手を中に忍ばせた。
その子も自分も静かに高まる緊張と興奮で
小刻みに震えているのが分かった。
腹部から少しずつ、手を下げていく。
肌の盛り上がり始めた部分に手がかかる。
その子のあそこに指先が届くと、
「んっ…」と小さな吐息。
しなだれかかるように腕を首にまわしてきた。
指であそこをゆっくりなぞると、半分浮いている腰が小刻みに動く。
指を中に忍ばすと、濡れていたのでスルリと入ってしまう。
柔らかく小さいクリに触れると、
そのたびに首に巻き付いた腕にギュッと力がこもる。
そのしぐさにこちらの気持ちも高ぶっていく。
小さなあそこを静かに、そして丁寧に指で触る。
ほどなく、ギュッと抱きつきながらブルブルと震え、一気に脱力。
イってしまったようだった。
手を抜き、その子を横たえさせる。
軽い放心状態から覚めると
「なんか、すごい気持ちよかった…。ママにはないしょね」
それから、ひとしきりゲームで遊び、
その日は夕方には帰った。
それからしばらくは、来ることはなかったが、
帰宅途中に偶然会った際、
そのまま一緒に家まで来たことがあった。
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