「トラウマ」とは、一般的に・・・「強い感情的痛みを伴った事件等が、精神的なダメージが大き過ぎた場合、時が立った後も、フラッシュバックのように蘇り、心理的な苦痛が長く続く状態を指す。」とされます。
美希さんの場合、イジメによって、排泄行為と言う、物心ついてから誰にも見られることのない、女性にとって最も恥ずかしい行為を強要されてしまった。
その記憶が、どうしても忘れられない・・・と言うのは分かります。
ここで、全く別の話をしましょう。
「SM」の世界では、ある種の考え方がります。
激しい羞恥、屈辱、苦痛、恐怖を感じる時、人はある種の興奮状態にある、と言えます。また、性的な興奮も興奮状態ですね。
そして、心理的な大きな苦痛を伴う状態の中で、性的な刺激を同時に受けると、本来、別の興奮であるはずの二種類の興奮が、脳内で混同、時には相乗効果をもたらし、通常では得られない性的な興奮が得られる場合がある。
こうした状況を、安全、安心を確保した上で意図的に作り出し、常識では得られないような性的興奮を得ようとする。・・・これが、「SMプレイ」です。
女性が最も精神的な苦痛が大きな体験は、苦痛系よりも精神的な辛さ、特に激しい羞恥であり、その際に最も高い興奮状態が起きる。
SM初心者のM女性が、痛い、汚いは嫌だけれど、激しい羞恥を感じることで興奮する・・・そんな女性の割合がとても高いのも、そうした意味があります。
浣腸による強制排泄と言う堪え難い羞恥は、思い出せば辛いだけの悪夢であることは確かです。
しかし、ある一定の時期が過ぎることで、記憶が浄化されていき、思い出すだけで辛い気持ちが蘇ってしまうと同時に、その時に味わった、非現実的とも言える興奮状態を強く意識するようになる。
また、消したい過去を消せるものなら消したいけれど、結局、消し去ることは出来ない!そう諦めた時、その精神的な苦痛を受け入れながら、どう付き合っていこうかを考えるようになる。
それが、被虐的な世界の中に、性的な興奮を感じることです。
これと同じようなことが、屈辱的な責め苦を受けることで、Mとしての興奮を得ている女性たちにも言えます。
彼女たちは、頭が良い、美女、スタイルが良い、御嬢様である、正義感が強い・・・など、高いプライドを持っている女性で、過去に堪え難い屈辱を感じ、それがトラウマとなってしまった場合、後に、屈辱的な目に遭うことにこそ、性的な興奮を得ようとようになる。
これも、堪え難い精神的な苦痛の記憶が消し去ることが出来ず、その過去の残酷な体験と、どう付き合っていくか・・・を考えた苦肉の策と言えます。
美紀さんの妄想は、過去の辛い体験を抱えながら、懸命に生きようとする為に必要な行為をしている、と言ってもいいでしょう。
ですから、決して恥じることはありません。
さらに、M女性の気持ちを理解出来るS男性(あるいは女性)で、スカトロ、アナルマニアの方はいらっしゃるはずですので、自暴自棄な行為は避けるのが良いでしょう。
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