照明を落とし、静まり返ったホールの中、正面の祭壇だけが二本のキャンドルライトに仄かに浮かび上がる。ユリや蘭、菊、様々な花の香りが葬場に漂っている。近寄れば祭壇の中程に黒いリボンの掛かった遺影があった。前髪を眉のところで切りそろえた、長い髪の十歳の少女、在りし日の微笑みを浮かべる瑠美の姿。それから目を落とすと安置された白木の棺を見つめる。意を決し、蓋の窓を開ける。小さなペンライトで中を照らす。眠るがごとく、可愛い口から寝息が漏れているがごとく、鼻筋の繊細な美少女の顔が浮かび上がる。うっとりと眺め、光線のあてぐあいを変え、見つめるほどに欲望が高まる。ついに棺の蓋を外し、瑠美の全身を見下ろし、なめ回すように観察する。純白のドレス、純白のニーソックス、純白のレエスの袖で両手を胸に組み合わせ金色の十字架を抱く瑠美。ますます高まる欲望に負け、少女の屍体に手を触れてしまう。ドレスの裾を指でつまみそろそろと持ち上げてみる。膝頭を過ぎニーソの上の生の腿が見えると、我を忘れた。一気にスカートを目繰り上げ瑠美の脚を付け根まで露わにしてしまった。十歳の少女の純白の三角形のパンティ。
※元投稿はこちら >>