家出少女体験

午後5時30分、面接終了です。
午前10時の待ち合わせに、大げさとも思ったけど、白の半袖カッターにスーツのズボンでおめかししといて、本当に良かった。
あの子と母親二人で来るはずが、かなり年上の男性連れてきてるな？と思ったら、俺の会社の社長だった。
俺に会う前に、昔から知ってる社長と会って、一緒に来たみたい。
ガチガチに緊張したけど、皆からの今後の想定問答的な書き込みのお陰で、自分としてはまともな会話が出来たと思う。
あと、母親が昔、社長から産みに連れていってもらった、と話をしてるのを聞いてたら、
｢もしかして、社長も昔ロリコンだった？｣
｢相手は、このお母さん？｣
って、ふと考えてしまって、それからは社長の前だけど、大分リラックスして会話出来た。
それから、四人で昼食。
それから社長が別れて、午後は３人で雑談と買い物の付き合い。
まあ、母親の俺への評価は、合格点だったみたい。
あの子が母親に、
｢お母さん、良いなあ。
私もお兄ちゃんから、海に連れていってもらいたい。｣
と言った時、俺が
｢お盆過ぎたら、海で泳がない方が良いんだよ。｣
と教えたら、
｢若いのに、良くご存知ですね。｣
って感心された。
そこであの子が、
｢じゃあ、プール！｣
と攻勢をかけてきたけど、俺が、
｢コロナが危ないから、まだ大勢が集まるところは、ちょっとね。｣
と言ったのが、決め手になったようだ。
あの子も、母親の前だから、実際以上に幼い子供を演じていたような気がする。
取り敢えず、母親にも、社長にも、良い評価をもらったと思ってる。
あの子とのことは、また別に詳しく書きます。
皆さん、ありがとうございました。

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