御盆が過ぎて、ガキは俺の部屋に来ている。
毎日、朝早くから、掃除、洗濯、布団干し、飯の支度だ。
俺に弁当を持たせて送り出し、部屋でなにしてるんだろう。
暑い日はクーラーを入れるようにって言ってるのに、日中入れてる様子は無い。
俺がもうすぐ帰るとメールして初めて入れてるようだ。
テレビも見ないようだし、前のように俺の鬼畜雑誌を読んでるのか。
昨日、仕事の途中で部屋の近くを回ったので、2時過ぎにちょっと帰ってみた。
インターフォンを鳴らさず、鍵を開けて入る。
「あっ、お兄ちゃん、お帰りなさい。」
やはり、クーラーは入れてない。
窓をいっぱいに開けてるけど、風は入らないようだ。
暑いだろう。熱中症になったらどうする。
「ごめんなさい。あの、時々お風呂の残り湯を浴びてるの。」
それで大丈夫か?
「うん、汗臭くてごめんなさい。夕方、着替えようと思って。」
いや、それは良いんだが・・。
何してたんだ?
ガキの居たリビングにガキの裁縫道具が広げてあるのが見えた。
「あ、あの、作ってたの・・。」
ガキにしては珍しく口ごもる。
めったに無いが、何かおねだりする時みたいだな。
何を作ってるんだい。
「ふんどし・・です。」
俯いて、消え入りそうな小声で答えるガキ。
フンドシ?誰の?
「私、着けてみようかなって思って・・。」
なぜ?何故女の子のお前がフンドシを・・?
あっ、そうか。
思い当った。俺が恥ずかしい下着を穿かせるぞって言ったんだ。
お前、俺が買う前に、自分で付けようと思ったのかい?
「ごめんなさい。私、私、変態だから。お兄ちゃん、ごめんなさい。」
ううん、謝らなくて良いんだよ。確かに俺が先日話したね。
大人の女でも恥ずかしい下着を穿かせたいって。
ちょっと見せて御覧。
恥ずかしげに差し出すガキ。
ははあ、よく作ってる。
白と花柄と青色と赤か。
紐も手製だな。
前の部分が細いな。幅が5センチもない。
確かに女の子用だ。
材料はどうしたんだい?
「衣料量販店で買ったの。
ううん、高くないんだよ。全部で千円しなかったよ。」
そうか、なかなか可愛いじゃないか。
今日の夜、着けてくれるかい。
ガキの顔が、パッと明るくなった。
「今晩、着けて良いの?
嫌らしいから嫌じゃない?」
ううん、お前の可愛さが引き立つと思うよ。
でも、着けてみて、食い込んだりして痛かったら外そうね。
「うん、分かったよ。
お兄ちゃん、ありがとう。」
ガキが部屋に来てると、帰るのが楽しみだ。
ましてや、ガキの可愛い手製のフンドシ姿が見れるんなら。
ただいま。今帰ったよ。
「お帰りなさい。お兄ちゃん。
暑い中、お疲れさまでした。」
するなって何度も言ったのに、ガキは未だに俺が帰る時は玄関に正座して出迎える。
父親が生きていた時、母親とこうして出迎えたんだろうな。
「お風呂沸いてるよ。」
俺の仕事着を背伸びしながら脱がせて言う。
うん、入ろうか。
お前も一緒に入ろうな。
「うん、お兄ちゃん。」
にっこり笑うガキ。
脱衣場で驚いた。
ショーパンを脱いだ下には、白いフンドシだ。
前に白い布が小さな三角形になって股の間に消えている。
ビキニやスキャンティより凄い。
やっとガキの割れ目が隠れるぎりぎりの大きさだ。
もう着けてたのか。
「どうかな?やっぱりお姉さんにならないと、似会わないかな?」
いいや、すごく可愛くてセクシーだ。
まるで妖精みたいだよ。
ところで、食い込んでないか?
「うん、ちょっとお尻に食い込んじゃうの。
でも、大丈夫だよ。」
そうか、すごいぞ。
もうおっぱいも膨らみかけた女の子がフンドシを着けてるんだ。
それも、自分で作ったやつを。
俺の鬼畜が騒ぐぞ。
すぐ引き寄せて抱きしめた。
抱きしめながら後ろの食い込んだ部分を引っ張り、さらに食い込ませる。
「うっ、お兄ちゃん・・。」
ごめん、少し痛かったか?
「ううん、痛いけど・・、良いの。
私、嫌らしい?苛めたい?」
うん、可愛くて嫌らしくて、堪らないよ。
「お兄ちゃん、今日も虐めてくれる?
私のこと、悪い子だから虐めてください。」
ああ、いいとも。
悪い子じゃなく、良い子だから可愛く虐めてあげるんだ。
こんな可愛い子は、今度、海に連れて行ってフンドシで泳がせてやろうかな。
全裸より恥ずかしいだろう?
どうだい?
「私、海でフンドシで泳ぐの・・。
皆に見られちゃうんだ・・。」
そうだね。お前の可愛く嫌らしいフンドシ姿。
他の男の人に見られたらどうする?
「恥ずかしい・・。とっても恥ずかしいよ。
でも、お兄ちゃんがさせたいなら、私、する。
裸でも、フンドシでも見られて良いよ。」
ああ、なぜそんなに鬼畜の血を騒がすんだ。
「ごめんなさい。
お兄ちゃんの本、読みました。
男の人って、自分の奴隷に恥ずかしいことさせたいんでしょう。
他の人に裸を見せたり、貸し出したりしたいんでしょ。
私、良いよ。貸し出されても。
恥ずかしくても、怖くても我慢するから。
だけど、きっと迎えに来てね。」
ガキは、自分の言葉に酔ってるみたいだ。
おい、待てよ。
俺は、お前を見せびらかしたいかもしれないが、貸し出す気は無いぞ。
こんな宝物、人に触らせるもんか。
そうだ、この前海で素麺を御馳走になったおばさんがいたな。
あの家にまた連れて行ってやるか。
いくら鬼畜の俺だって、今のいたいけなガキを男どもに晒すのは嫌だ。
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