長く母子家庭だったせいか、広美は家事を実によくこなし、俺は助かってました。
月に何回はお母さんの元に帰し、時々お母さんも様子を見にきたりもしました。
広美が中学二年になったあたり、いつまで続くのか、そんな気持ちになってました。
しばらくの間のつもりが、半年になろうとしてるとき、広美が俺に言ったんです。
お母さんの彼氏が広美の風呂を覗こうとしたり、部屋で着替えしてるのを覗こうとしたりされたと。
ああ、ほんとの原因はこれか、そう思いました。
おそらく大人しい部類に入るであろう広美は、お母さんに言えないでいたんでしょうね。
鬱陶しい、帰れと言わない俺に、心を開いてくれたんだと思いました。
でも中学生の女の子との生活に気を使っていた俺は、やはりストレスをためていました。
広美が風呂に入ってるとか、部屋で着替えしてるようなときは、部屋から出ないようにとかしてました。
部屋が薄い壁で仕切られてるだけだから、オナニーにも細心の気を配ってました。
そんなときでした。
お母さんのとこから帰ってきた広美の様子が変だなと感じました。
お母さんの彼氏に何かされたのか、聞いたら違うといい、ダンマリでした。
夜、寝ようと布団に入ると、隣の部屋から広美がきたんです。
どうしたと聞くと、お母さんのとこに泊まった昨夜、お母さんと彼氏のセックスを見てしまった、と言うんです。
そりゃ彼氏なんだからするでしょ?と言うと、広美は顔を赤くして言いました。
凄くて、私、興奮してしまったと。
そりゃそんなの見れば、誰だって興奮する、普通のことだと言いました。
そしてついにきました。
嫌がらず面倒見てくれてる俺としてみたい、オナニーしてるの知ってる、私が相手したいし、私の相手になってほしい、そうきました。
お母さんは大人の良識で考えて、そう言いました。
俺を信用してるとも言いました。
でも広美が望んだのら仕方ないともお母さんは言いました。
恥ずかしながら、俺は当時、21にもなって童貞でした。
やってほしいという女の子が目の前にいる。
でもまだ中学二年、ヤバくないか、親戚の女の子、変なことになれば、俺は親や親戚から何言われるか。
でもこんなチャンスは、など頭にいろんなことが駆け巡りました。
地味でお世辞にも可愛いとは言えない広美だったけど、やりたいと思う方向に傾きました。
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