職人さん、コメントありがとうございます
なるほど!パトロンたれ!と言うことなんですね
それも見返りを求めない、古き良き時代の旦那衆のような…(笑)
目から鱗のご意見です
企業広告の費用対効果一辺倒の世界に居る者には、新鮮で耳の痛い話です(汗)
企業の存在意義である社会貢献の一環としての広告媒体としては成立するのですが、相当体力のある企業でなければ、高い志しを貫くのは難しいですね
今の企業の求めている広告は、即答性・即効性に片寄っているのも事実です
その流れを作ってきたのは、我々代理店制度その物なんですよね(苦笑)
クライアントにプレゼンする時に、即答性・即効性ばかりを強調し、感覚を利潤ばかりに誘導してきましたから…(汗)
社会貢献としては、企業として利益をより多く出し、多く納税する事で自己満足させるように仕向けて、広告の受注を狙っています
企業の志しが職人さんの仰るパトロンに向かってしまうと、代理店の懐に入って来る筈の利益がそちらに流れてしまいますからね(苦笑)
広告代理店なんて、敢えて自嘲的な表現をすれば、企業に取り付く“小判鮫”か“蛭”みたいなパラサイト企業なので、少しでも違う方向への体力の流出を嫌います(笑)
そこでスポーツへの投資や広告を減らすように仕向けていくのです
広告だけに特化した企業なので、仕方ない手法ではある事を理解して欲しいです(苦笑)
スポーツマン個人への投資については、陽の目を見れない人を高校時代から嫌と言う程見てきました
私の高校は、在学中に春夏合わせて4回も甲子園に出る程の常連校でした
私立なので、当然担当スカウトマンが居て、日本全国から優秀な人材を授業料免除や寮費負担免除の条件でかき集めていました
学校の名前を売る為の広告費みたいな認識だと思います
レギュラーが必須条件でスカウトするので、故障や落ちこぼれた時点で免除が解除され、最悪入学時に遡って請求される事もあったようです
多くのそういった優秀な人材が退学を余儀なくされ、学校法人の広告の犠牲になるのを目の当たりに見せられました
一握りの世界に通用する人間を育てる為に、その何倍もの犠牲があるのです
彼らはその現実を知ってるから、より自分を律し努力するのだと思います
その手助けを、国が税金を使ってする必要があるのかが疑問なんです
例えば、多くの国費を使って一流選手を作って、年に数億円稼ぎ出すようになったとします
個人で努力し、家族の献身的な投資で成功したなら、当然報酬は個人若しくは家族の物で、何の異議・異論も無いと思います
しかし、血税を投資された人の報酬は個人の物でしょうか?
当然報酬は個人に入りますが、血税を払った人から異議・異論が出て当然だと思います
ですから、国を上げてのスポーツ振興が難しいのだと思います
企業・国、両方ともが本気に投資出来ない理由は、見返りを求めないパトロンになり切れない事情があるからだと思います
日本には旦那衆の文化はありますが、一部の富裕層の遊びなので、庶民には浸透しないのでしょうね
庶民派の意見でした(笑)
ありがとうございました
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