3階まであった店舗の平面駐車場はいっぱいだったため立駐に車を入れるとエスカレーターで1階まで下りました。
そこには途中の折り返しには無かったチョットした休憩スペースがあり対面の木製長ペンチがあって妻と顔を見合わせました。
ベンチの中央に獲物が父親らしき男と二人で座っていたのです。
正面の対面ベンチに座ったもののこれはさすがに無理があるかなと妻に小声で囁くと妻も笑いながら様子を見ようと言います。
店舗の数件先にはゲーセンがあったのでその日はそちらを本命にしようと話し合っていました。
妻の提案が奇跡を呼び込みます。
父親らしき男が娘にのう言ったのです。
「じゃあパパは行くから、あまり遅くならないようにな」
狼のツガイの前に餌を投げ出したようなものです。私達は無言で顔を見合わせました。もちろん先ほどとは真逆の意味で、です。
父親が居なくなると生意気に太めの白い足を組んだ獲物の手に持ったスマホに着信です。
待ち合わせている友達が都合が悪くなりこれないという内容に聞こえました。
暫く話したあとスマホを切ってからボンヤリと私達に目を向けます。
妻が話しかけました。
「お友達が来れなくなっちゃったの?」と、
妻に焦点を合わせた獲物が「はい」素直に答えると私の方を見ます。
私はそのタイミングで獲物の組んだ白い足と黒のスカートからパンツが見えそうな場所に目を泳がせました。
獲物が急いで足を下ろし、スカートの股を押さえました。
(おちたっ!)
逃さないように妻が畳み掛けます。夫婦の手慣れた無言の連係でタナボタ狩りが始まります。コレが予想外のハードな成功となるのでした。
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