汚れを丁寧に落としたが、皺の奥の汚れはちょっとだけ落ちませんでした。風呂を出て結愛をキッチンの椅子に座らせ、私はその前方膝を着き座り、立てている膝の上に結愛の足を乗せ簡単な治療をした。出血の割りに膝の傷口は小さかった。結愛は走り回って遊んでいた為、心拍数が高くそのせいで出血が多かったのだろうと私は思った。傷口周りをマキロンを含ませたコットンで拭き、膝の皺の奥に残っていた汚れを拭き取り、パワーパッドを貼り傷の治療を終えました。次に足首の治療に取り掛かりました。結愛の足首は腫れていました。足首をゆっくり廻すと結愛は痛がりました。私は患部に湿布を貼り、テーピングを巻いてあげました。「あんまり動かしたり、体重を懸けたりしないでね。明日医者に行ってちゃんと診てもらってね」と言うと結愛「ママに怒られる」と言いました。結愛に私がちゃんと口添えするからと言うと、結愛は少し安心した顔を見せました。
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