チャンと話してあげたかったけど、場所が場所で話し声も危険だし、何より私の方にはもう時間が迫っていましたから。
「あとでユックリ教えてあげるね」そう囁くと「なんで?」と、
「オジサンね、もうアレが出そうだから」
本当にもう時間がありませんでした。
握られた場所から下腹部に痺れるように切なく甘い快感が始まっていましたから。
彼女の手を包み込むように握り、上下にブルブルとシゴかせました。
「こうして、もうすぐ出るから、……もう、…もうっ!」
大きく黒い瞳がそんな私の顔とペニスを交互に見ていました。薄暗い中にも分かるほど好奇心に満ちてキラキラと輝くような目でした。
色々とやるべき事があったのに、私にはそんな余裕が無かった。
最初の時のようにトイレットペーパーすら使う余裕もなく前屈みになってうめき声をあげていました。
それは彼女の首筋近くまで勢いよく飛び出しピンクのダウンに細長く白く付着し、2回、そして3回目からはあの小さな手を濡らしました。
精液の独特なあの臭いが狭いトイレの中に漂い始め、快楽の痙攣はその後も収まらず、長く余韻に浸っていた私です。
一度出した直後の前回とは違い、一週間溜めた精液の射精の勢いは彼女を本当に驚かせたようでしたね。
快感の波が曳くにつれて冷静さが戻ってきました。
慌ててトイレットペーパーで彼女の濡れた手を拭い、ダウンと黄色のキュロットに付着した精液を懸命に拭き取っていました。
その様子を無言で見つめていた恐ろしい性被害者の女児にただ謝罪をしました。何度もなんども。
トイレの強化プラスチックの天井にパタパタと音が聞こえ始めると「あめ?」そう言って上を見上げた女の子でした。
「ホントだ、傘無いよね」
トイレのドアを少しだけ開いて外を見るとシッカリと降っていました。
「ママが心配してるかも」そう言う私に「ママ、しごとでいない」寂しそうにそう言います。
「止むかも知れないから、もう少しこの中にいる?」と言ってみると頷きました。
幸いに雨は30分ほどで小止みになりました。
その間、トイレの中でたくさん彼女と話しました。
雨のためだと思いますがその間は誰も他の2つのトイレに入って来ませんでした。
そこで男の射精と、快感が子孫を残すために重要な役割だと言う事、女の子もそのうち大きくなれば「おマンマン」が気持ちよくなることなども彼女のナゼナニ攻撃に答えていました。
家は意外にそこから近く、大丈夫だと言うのでトイレから出ると手を振って別れたのです。
でも、出るとき言ってくれたんですよね。
罪を否定したり、擁護するつもりは無いけど、最後にもう一度謝った私にニッコリと笑って
「おもしろかったよ…バイバイ」と、
そして小止みの雨の中走り去る小さな後ろ姿を私は見つめていました。
その言葉のおかげで私はまだここにいられるわけです。
今日は会えませんでした。
明日もまたあの公園に行って見るつもりです。
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