間違えて投稿してしまいました。
続けますね。
母親が自販機の前を通りました。
子ウサギがアイスクリームが食べたいと言うと電車がもうすぐ来るからダメだと言う母親。聞き分けの良い偉い子で、悲しそうな顔をして自販機の前を通り、それでもアイスの自販機を振り返ります。
その様子を見た母親が立ち止まってしゃがみながら子ウサギに微笑んで話しかけました。
「ジージの所に少し遅くなってもいい?」そんな事を言うとウサちゃんが頷くのです。
「じゃあアイス、買おうか」と、優しいお母さんが言うと同時に電車が来るとホームにアナウンスが始まりました。
嬉しそうに笑顔で自販機のアイスを選ぶ娘を母親も笑顔で見つめています。
ようやく決まり、母親がお金を入れて品物のボタンを押すと自販機の下の取り出し口にアイスが堕ちてきました。
子ウサギがしゃがんでそれを取り出します。
椅子に座った私からは2時の方向です。赤いチエックのスカートから黒のスパッツが覗けていました。
電車はとうに走り去り、次の電車は15分待たなければ来ません。しかも来るのはローカルの各駅停車で、二人はやり過ごした快速にのるつもりのようでしたので、更にその後、約15分待たなければなりません。つまり、30分遅くなったわけです。
それでも私の横の椅子に腰掛けて嬉しそうにアイスクリームを食べる娘に目を細めて優しく微笑みながら見つめる母親が素敵でした。
「ママもどーぞ」とアイスを差し出す娘からアイスを受け取ると少しだけ噛り、娘に返して「おいしいね」と言う母親と子ウサギを私も笑顔で眺めていました。
もう少しこの親子を眺めていたくて私も次の電車をやり過ごし、快速を待つことにしたのです。
自販機の傍にはゴミ箱があり、アイスの残った芯を小ウサちゃんが捨てに私の前を通って行きます。
母親を見ると目が合ってしまったので
「可愛いですね、何歳てすか?」そう尋ねると笑顔で「もうすぐ4歳なんですよ」と答えてくれました。
「聞き分けのいい偉い子ですよね」と私が言った所にウサちゃんが戻って来たのです。
私の隣にウサちゃんが座り、その隣にママが座っていました。
各駅停車の電車が来ましたが二人も、私も乗りません。次の快速電車を待ちます。
「乗らないんですか?」母親が私に聞くので「電車がよく分からなくて、次が快速なんですよね」と誤魔化しました。
子ウサギは椅子に座らず電車が去ったホームで何かのダンスをクルクルと回りながら始めたのです。
眺めていると母親の前でしゃがんだとき、ついロリの癖でスパッツを見てしまいました。
敏感に気付いてパッと立ち上がった4歳の子ウサギが私を横目で見ますが母親はバッグの中を弄っていて私と娘の様子に気付いていません。
子ウサギがまたしゃがみました。
今度は私の方に向かって股を大きく広げてしゃがみながら横目で私を見つめるのです。
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