彼女が緊張して顔を強張らせるのが分かりました。
パンツを慌てて引き上げようとするのを制止しました。
「まってまって、ちゃんと拭かないとダメ」
そう言ってリュックからタオルを取り出し、差し出しました。
「ほれ、これ使って拭いて」
パンツを掴んで固まっていて受け取りません。
「じゃあ拭いてあげっから」
そう言ってパンツを掴んで引き下げ、オレンジ色のスカートを捲りました。
尿で濡れた左右の太腿の内側をタオルで何度か拭き上げると縦スジも軽くポンポンと叩くように拭きます。
可愛らしい恥骨の膨らみと子供らしい縦の深いスジが眩しくて自然に目を細めてしまうほどでした。
パンツを引き上げて履かせるとスカートを下ろして腰の辺りをポンと叩き「はい、おわりだ」笑顔を作って頭を撫でました。
少しだけ緊張を解かした様子の少女が私に話しかけます。
「おさかな、またつるの?」
釣ると答えると見ててもいいかと言うので「いいよ」と、そう答えるとようやく笑顔になってくれました。
直ぐに二匹目が釣れ、そして三匹目が釣れたころ、母親が登場です。
一人で川に入ったらダメだと言っただろうと叱りつけます。その前に保護者がちゃんと見ていてやらなければダメだろうと少しイラッとしたのが顔に出てしまったのか怪訝そうな目で私を見るバカ母でした。
それだけの話です。犯罪ストーリーを期待された方にはごめんなさい。
あそこで何もしなかったから私は今でも社会人をして居られるわけです。
余談ですがヤマメはその後もよく釣れて六匹目が釣れたところで川を離れました。
しかし、都会の連中ってあんな山の中で肉や野菜を焼いたり、命知らずな事をよくやるもんですよね。
野生の熊がどんなに鼻がいいかも知らずに。
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