そんな事があってから2日後でしたか、正確な所は曖昧ですが暑い1日でした。
娘は半裸で私の前をうろつく事はなくなりました。でも私にとっても目のやり場に困らないだけ助かっていたように思います。因みに今は半裸ではなく全裸になって出てきますが。
夕食が終わり、洗い物、翌朝の支度を済ますと私もお風呂に入る支度を始めますが夕食の時、こんな事がありました。
何となく気まずそうな雰囲気を醸し出していた娘が大好きなブロッコリーを口に含んだまま呟きました。
「パパってさ、アレ使ってる?」と、
箸を落とすかと思ったその言葉がまだ耳に残っています。
アレ。とはもちろん娘のパンツで、それを使っているかとはパパが自慰をしているかと聞いているんです。
否定するのは恥ずかしさの中でようやく聞いた娘を辱める事になると思い、正直に答えました。
「きのう、…ありがとな」と。
「そ?」然りげ無く短い返事をくれました。
その後は二人共その話には何となく触れることなく夕食は済みました。
私が脱衣場で服を脱いでいると引き戸がノックされます。
「パパ、開けてもいい?」娘の声に、まだ全裸になっていなかったので私の方から引き戸を開けました。
何故か目の周りをほんのり赤らめた娘の顔が印象的でした。そしてそんな娘の口から忘れ得ない一言を聞いたんです。
「きょうもソレ、つかうの?」と洗濯機の上のカゴを顎で小さく示しました。そこには娘の脱いだパンツが上にあります。
娘が、笑いながら言います。
「上にある」と、
そう、スカートやショートパンツの下にあったパンツを私が取り出して眺めた…いや、正直に言うと臭いを嗅いだあと上においたのです。
何故か下にあったパンツが上になってるのか娘はもちろん分かっているのでした。
私の脱いだものは既に洗濯機に入っていたのに、娘の洗い物はまだカゴの中にあるのも不自然です。
その事を深くは追求しない娘が今日も自慰をするのかと聞いているのでした。
この期に及んで誤魔化すのも、と思い「今日はしないよ」と、答えるつもりでしたが、ペニスが先にヤりたいと答えます。何かを期待してしまった私は「うん、…するけど」そう答えてしまったんです。
盛んに照れ笑いをしながら娘が小声で言いました。
「みていい?」
急激に血圧が上がり、脈拍の高まりを感じていました。
もう自分が制御不能になっていた私だったのです。
引き戸を更に開けて、一歩後退り、娘を中に招き入れると誰も居ないのに戸を閉めたのは私の罪悪感からなんでしょうか。
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