まだ指先に少女の膣圧の記憶が残る翌日、僕は発熱し新型コロナに罹患していることがわかりました。5日間の休養を余儀なくされ、通勤は翌週になってしまいました。
少女のことが気になりながらの復帰の日、非常にショックな光景を目にしました。いつもの席に座る少女の向かいに僕が座ると、少女の左隣には見たことのある顔のサラリーマンが座っていました。前回、事の終わりに目が会い、不敵な表情をしていた男でした。嫌な予感がしました。
少女はいつものように本を読んでいますが、この日は少し違っていました。電車が走り始めても本をしまわず、開いたままでした。今日はしない日かな……。そう思っていると、隣の男が自分の鞄を膝に乗せ、右腕を動かし始めました。
まるで今までの僕を別視点で見ているかのようで、それは少女のSCARTに手を入れている事を容易に想像できました。
休んでいるうちに少女を取られた。
そう思い、悔しさが出るとともに、他の男に触られて、反応を見せる少女に嫉妬と興奮を覚えたことも確かです。
次第に少女の表情も変わり始めます。男はどこを触っているんだろう。直接だろうか。指を入れているんだろうか。そう思うと、不覚にも僕の勃起は止まりませんでした。
しかし、よく見ると違和感があります。男はさほど満足しているようにも見えず、少女も眉間にシワを寄せるも、前かがみにもならず、トロンとした表情もなしです。一番の違和感は力を入れながら脚を閉じているところ。
その光景は痴漢され、嫌を我慢しているように見えました。それが本をしまわないことにもつながっているのかもしれません。
少女を助けたい。その一心から僕は男を睨みつけると、次第に男は手を引っ込めたのか、スマホを弄り始めました。少女の脚も弛緩したのできっとそうでしょう。
少女を守りたい。そしてまた僕のものにしたい。そう思いました。
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