まるで自慰を覚えたての少年のように2度目の射精もナカナカの量の精液を床にこぼしていた。
さすがに精嚢が空になると、急激に我に返った俺は自分のしたことの悪質と重大さに青ざめた。
急いで麻美の白いパンツとピンクのキュロットスカートを引き上げ、黄色のノースリーブシャツの裾をその中に押し込んだ。
麻美の肩に手をかけると体を反転させ、俺と向き合わせる。
麻美は俯いたままで身動きしない。いや、どうしていいか分からなかったのだと後に語った。
今、後ろ向きにされたあと何を俺にされたのかは分かっていた。自分がどんなに恥ずかしい事を大人の男にされたのかということを。
麻美はパニックの中で意外な事を言った。
「ちっさくなってる」と。
「え?」俺が瞬間的にその意味が分からずに聞き返す。
麻美は無言で俺の萎えてぶら下がったペニスを指差した。
太く固くなって伸びたり、柔らかく小さくなったりするのが不思議だったと言う。
「触ってみる?」俺に促されて麻美が手を伸ばした。
「パパのとおんなじ」指で摘んだ麻美の感想だ。
「パパの、触ったことあるんだ」と聞くと
「うん、ある」頷いて正直に答える。
「カズのはヘンなのでた」とも。
精液の事だ。手首まで濡らし、シャツのお腹にまで何度も飛んだ白いものが不思議だったと言う。
身繕いをしてもらったことで不安が解消された麻美は子供らしい「なぜナニ」を連発して聞いてくる。
出たものが何で、それがなぜ、どんな時に出て、結果、どんな事になるのかを丁寧に説明して聞かせた。
「じゃあさエッチなことするとみんななるの?…パパも?」と聞く。
「なるよ」と答えた俺の顔を見上げたあと怖い事が麻美の口から漏れた。
「パパ、麻美にエッチなこと考えてたんだ……」と。
この言葉が俺がその時に麻美にした行為をお互いの秘密にする事を確実にした。
射精はしなかったが麻美のパパは麻美に握らせて勃起までしたと告白したのだ。それも何度も繰り返していた。
その事がバレると麻美もパパもママも大変な事になる。警察に呼ばれたりもする事を言い聞かせ、絶対に俺とのことはもちろんパパが麻美にしてることも誰にも話しちゃダメなんだと言い聞かせ、約束させた。
そして麻美は俺と結婚してからもなおその約束を守っている。
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