僕の股間の膨らみを確かめた少女は、次の波の勢いで、僕の浮き輪の方へぐっと近づき、肩ひじをこちらの浮き輪に乗せる体制になった。
なんか手慣れてるな……。
そう感じたが、いきなり近づいた顔に照れてしまった。それが分かったんだろう。
「お兄ちゃん、かわいいねっ!」
満面の笑みで僕にだけ聞こえるように囁かれ、ますます僕の顔は高揚しただろう。
すると少女は肩ひじを乗せてない右手を僕の腕から離し、水中へと向かわせた。それに合わせて右肩もぐっと水面に隠れた瞬間、僕のお腹に当たった手のひらが、まっすぐに下に撫で降り、水着の中に入ってきた。
「へへっ、大っきいのがいた」
小悪魔の笑みでそう囁くと、冷えた細指の手にがっしりと僕のそそり立った肉棒を握った。
「えっ!あっ……、」
と言葉にならない反応をした僕を見てさらに艶やかな瞳に変わった少女は、握ったものを確かめるようにクリクリと握りひねってきた。
「すごくかたい。カーブしてるね。」
硬さと反りに自慢があった僕の息子の特徴を表現され、興奮してしまうと同時に、少女の経験値はいか程なんだろうと唸ってしまった。
人生の先輩としてされるがままは気に食わない。そう考えると、この状況を受け入れ、コミュニケーションを取ろうとした。
「いつもここでそうやって遊んでるの?僕の気に入ってくれた?」
あくまで上の立場で口を開くと
「う~ん……。イマイチかな……。」
なおも形を調べるように手はこねくり回すと同時に、指先を雁首にまで絡めてきた。
しかしその快感よりもイマイチと言われたショックのほうが大きかったのだろう。一瞬答えに詰まってしまった。
クスッと笑う少女は
「うーそ。お兄ちゃんのすごいかも。いままででいちばん!」
そう言うと、さっきまでのこねくり回しが止まり、優しく握り、指先ですぼむように先端に向けて、まるでイソギンチャクのような動きでさわり始めた。ツンデレの極みのような口撃と刺激をノーガードで受けてしまった僕は、
「あっ、そんなふうに触ったら…」
僕は情けない言葉を発するしかできなかった。
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