後藤くんが部活復帰する前の最後の日、私たちはいつも通り3人でいた。
その日は根本ママもいないらしく、前日に根本くんからはしばらくセックスするチャンスが減るから明日はたくさんしたいとメールがきてた。この頃の根本くんは今までの彼氏と同じように猿化してた。私は正直そんな気分じゃなかった。根本くんちについてからずっと後藤くんとは目を合わせられなかった。
いつもの流れで根本くんがセックスに誘ってくるけど、おなか痛いとかいろいろ理由つけて断る。けど、根本くんもチャンスを逃したくないからか必死に食い下がってくる。ごにょごにょ時間稼ぎしてたら後藤くんが「根本、もうゴム無くなってるぞ」って空のコンドームの箱を投げてきた。
根本くん「え、もうなかったってけ?そんなしたかなw」
今日はこれでナシだ!とホッとしてると根本くんは「ちょっと買ってくる」と部屋を飛び出して行った。「時間ないよ?」って言った声は聞こえなかったのか大慌てで出て行った。
デートスポットもまわりになくて、セックスするのも家ばっかりの私の地元はコンドーム買えるお店まで急いでも片道10分はかかる。
さりぃ「行っちゃったねw」
後藤くん「あいつ必死だなw」
さりぃ「しばらくできなくなるかもだしね。男の子だもんねw」
後藤くん「ほんとはゴムここにあるけどねw」
後藤くんはポケットに隠してたコンドームをバラバラだした。
さりぃ「…ありがと」
後藤くん「…」
後藤くんが隣に座ってくる。めっちゃドキドキする。恥ずかしくて顔見れない。
床についてる私の左手にそっと手を重ねながら下から覗き込んでくる後藤くん。恥ずかしすぎて思わず顔逸らしちゃう。
左手で抱き寄せられながらキス。優しく、ちょっと長めのクラクラするような後藤くんのキス。めっちゃ濡れた。後藤くんの背中に腕をまわす私。キスがだんだん激しくなる。ベッドに押し倒されて、「おれが勝手にするだけだから。さりぃは被害者だからw」我慢の限界だった。わたしは後藤くん、後藤くんってなんども名前を呼んで求めた。後藤くんはヤリチンらしくいろんなところを絶妙に刺激してくる。だけど、なんとなくだけど、余裕なんてなくて、必死で私を気持ちよくさせようと、ほんとに一生懸命なのが伝わってきた。めっちゃキュンキュンした。あー私後藤くんのこと好きなんだって、もう気づき始めてた自分の気持ちを完全に否定できなくなった。
もうお尻まで自分のが垂れているのがわかる。「後藤くんきて」後藤くんがギチギチになったちんぽを私のあそこにあてがったと思った瞬間、ずりゅって熱い後藤くんのが入ってくる。あそこから背中を伝って頭にビリビリ電気が走った。
後藤くんとひとつになって私は何度もイッた。初めてイッた。根本くんが帰ってくるまでの短い時間だけどおかしくなるくらい私は乱れた。たぶん後藤くんも。正常位で抱き合いながら後藤くんは激しく腰をふって最後はふたり一緒にイッた。
優しくキスしながら「好きな子とセックスできるってやっぱ幸せだね」って後藤くんは耳元で囁いた。心も身体も満たされるセックスを初めて経験した。
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