私と根本くんは4人の真ん中に座らされた。「さりぃちゃん何飲む?」お酒を飲んでるらしい彼らは根本君の向こうから身を乗り出して聞いてきた。わたしはコーラをお願いして根本くんの表情を伺ったけど、根本くんがこっちに顔を向けることはなかった。
粉雪、青春アミーゴ、ケツメイシとかDJ OZMAとか皆んな盛り上がって歌ってた。入れ替わり立ち替わり色んな人に話しかけられる。大音量の歌唱の側での会話は声が拾えず、男たちは徐々に距離を詰めてくる。4人のなかでだれが好みかとか聞かれる。そんなことどーでもよかったけどしつこいから適当にランキングつけて答えた。いつのまにか根本くんは1番遠い席にすわり、ひとり純恋歌を歌っていた。
となりに座ったマツモトって友達がわたしの肩に手を回しながら言ってくる「根本からきいたよ?さりぃちゃんてちんぽ多いと喜ぶビッチちゃんなんだよねw」わたしは違いますとかいろいろ言葉を返すが、あの日のことを根本くんは彼らに全て話しているようで、何をいっても彼らは薄ら笑いを浮かべてまともには聞いてくれない。
マツモトがわたしの胸を揉みしだきだすと「オォー!」と歓声があがる。「燃えるなぁw」「おれ1週間オナ禁してきたでw」男どもは興奮して上着を脱ぎ出す。反対に座るヨウジが私の口にキスをしてきた。
必死で抵抗したけどムダだった。わたしは4人の男に下着姿になるまで脱がされた。
下着姿になった私はマイクを持たされて部屋の入り口ちかくに立たされた。外を人が通れば見られてしまうこの状況に私は焦り混乱した。こんな姿、絶対誰にも見られたくない。涙が溢れ「ごめんなさい、ごめんなさい」とひたすら謝罪を繰り返した。男たちはニヤニヤしながら私の服を匂ったり、中には手袋にちんぽを突っ込んでしごいてる人もいた。実際には大した時間ではなかったと思うけど、わたしにはこの時間が永遠のように感じられた。そしてヒトシが言った「さりぃちゃんどーする?おれらはここでもいいけどホテルって選択肢もあるよw好きな方えらんでよw」もう1人の男モトヤはケータイで録画をしている。なにも答えられずにいるとヒトシが「じゃあ始めよっかw」とわたしに迫ってきた。
「ここでとか無理です!やめてください!」必死で抵抗すると、動画をとりながらモトヤが「じゃあどこでしたいの?ちゃんとマイクでいってくださーーいw」と叫ぶ。根本くんに助けを求めたけど、彼はわたしから目を逸らしながら一言「俺も諦めたんだから、さりぃもあきらめたら?」と小さく言った。笑いながら「どこでする?w」「決めれないならここでしよっか?w」何度もしつこく聞いてくる彼らに負けてわたしは「…ホテルで…」と言った。マツモトが「ホテルで?何をするの?ちゃんとお願いしてみてよーw」と無理やり裸にされそうになり、わたしは「ホテルでわたしとセックスしてください」と言った。「誰にしてほしいの?w」とマツモト。怖くて悔しくて涙をポロポロ流しながら「みんなでホテルでわたしとセックスしてください」とマイクで声を震わせながら言わされた。「はい!撮りましたー!」とモトヤが録画をやめて、それから私たちはホテルに向かった。
※元投稿はこちら >>