初めてラブホテルに入った経験が、手を引っ張られ強制的に連れてかれた思い出になろうとは思いませんでしたが、「不安」と「期待」が入り混じった感情で、心臓の鼓動が体の中でうるさいくらいに聞こえていました。
部屋に入って、手を引っ張られてそのままベットに突き飛ばされ、固まった私に覆いかぶさり行為がはじまりました。
覆いかぶさった瞬間、「覚悟」というより諦めに近い感情で、そこでも「危害が及ばないように」と媚びる選択肢を選んでしまい、結果受け入れるように歳の離れたおじさんとの性行為を行いました。
いつの間にか全裸にされ、初めて異性の他人に全裸をみせてしまうのですが、性行為の真っ最中ということもあり、強烈な快楽に酔っていて、「恥ずかしい」という感情は気薄でした。
何度も体位を替えて、私の反応を楽しむように顔を見ながらほくそ笑み、私の反応が大きいところを集中的に刺激されました。
勉強の反復練習の様に、何度も何度もされるうちに、性行為の女として実感と存在意義みたいものを叩きこまれた感じがします。
口ですることも何度も教え込まれ、どこが気持ちよく、どうするものなのかを、理解させられました。
その当日は葛藤があり、眠れませんでしたが、母からの叱咤や期待、私生活の窮屈さなどどろどろしたものが一気に混ざった状態で、精神的に追い詰められた状態だったと記憶します。
現実逃避では無いですが、そのことも、性行為や痴漢で晒した私ではない私が本当の私だと理解し認める事で、モヤモヤしていたものが消えうせました。
それからは、前文で述べた通りです。
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