俺はソワソワしながら武井と別れてから、家に帰る振りをしてAが待っている団地の公園に戻りました。
季節は夏だったので、公園に戻った頃は夕方でも、まだ明るかった。Aは公園のベンチに座って待っていた。
『遅くなってゴメンね...。』
「大丈夫。もう1人のお兄ちゃんは帰った?」
等と話しながら、ジュースを買いに自販機まで歩く事にしました。
そして、団地内だと人目もあると思い、先日みんなで行った公園に行く事にした。
公園に着き二人でベンチに座ると、Aも緊張していたのか、いつもより口数が少ない。もちろん俺も緊張していたけど、『Aは好きな男の子はいるの?』と聞いてみた。
「今はいないよ」とAは言ったけど、正直な話し、俺はAは可愛いとは思うけど、それ以上の気持ちはありませんでした。ただ抜け駆けしてBとキスした武井の事が羨ましいとは思っていた。
段々と緊張が解けて来たのかAも、いつもの様に喋り始めて来て、「お兄ちゃんは彼女とかいるの?」「キスした事あるの?」と、小学6年生にしては大人びた雰囲気のAは、色々な事に興味があるみたいでした。
「彼女は今はいないんだ。キスした事はあるよ」
「彼女いたんだ~。じゃあ、エッチもした?」
『うん。彼女はいたからエッチはした事あるよ』
会話をしているうちに俺も緊張が無くなります。
『Aはキスした事あるの?』
「一回だけある...」
との事です。話しを聞くとBの方が、ませているらしく、Bはキスだけじゃなく初体験も済ませていて、AはBに負けたくないと同級生と一回だけキスしてみた事がある様です。ただ、キスしてみたけど緊張してしまって良く覚えていないと。
「もう1人のお兄ちゃんとBは、Bから誘ったんだよ~」
「お兄ちゃんもBとキスしたかった?」
Aは俺がBを気になっていると思ったのか、そんな事を言って来ましたが、俺は正直に
『俺は3人の中でAが一番可愛いと思ってるんだよ』
「え?ホントに?」とAは嬉しそうです。
「お兄ちゃんもキスしたい?」
俺は『したいよ...。していいの?』と即答しました。
Aは言葉に出さず、首だけを縦に振ります。
俺は隣に座っているAの肩を抱き寄せてキスをしました。Aは黙って俺の唇に受け入れたので、俺は舌でAの唇を開けようとしたけど、Aはビックリしたのか、なかなか唇を開けません。それでもしつこく舌を入れて、Aの舌に絡めるとAも舌を絡めて来ました。
そっと唇を離すとAは恥ずかしいのか俯いています。
『イヤだった?』
「イヤじゃないよ..」
当時は夏だったので、俺はTシャツにジーンズ、AはピンクのTシャツに膝下くらいのスカートです。前に会った時には白いTシャツだったので、うっすらとブラジャーの線も見えていたので、Aがブラジャーをしているのは知っていました。
俺は、Aとキスした後には完全に勃起していて、それをAにバレない様にしていた。
そして、Aの肩に回した手をAの脇の方へ下ろし脇乳に軽く触れてみました。
Aの胸は、まだ大きくなる前だったのか膨らみは感じません。
俺が、手を脇乳に触れようとしているのか分かったのか「お兄ちゃん、おっぱい触ろうとしてるでしょ~」と笑って言うAに、恥ずかしくなった俺は、無言でもう一度キスをした。
そしてキスしながらAを抱き締める手を、AのTシャツの上から触ってみました。
Aは拒否もせず、キスが終わると「触っていいけど、場所変えたい」
と立ち上がり「団地の方に行こう」と言いました。
俺とAは団地に向かって歩き始めました。
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