『師匠、どこいくの?』
「ん…外海の様子を見に行ってくる」
本当は女の子でいう、お花を摘みにって生理現象の処理だ。
防波堤の高所からテトラポットに跳び移ると、外海からの風が正面から打ち付けてくる。ダメだ。ズボンが小便まみれになっちまう。
諦めて、テトラの下に降りて小便を。
「はぁー…」
ジョーっと勢い良く、風の影響も受けない場所で目を瞑り放つ私。
『師匠~(笑)』
ん?んん!!
まゆが、いつの間にかテトラ上から見下ろしている。
『おしっこしてるぅ~(笑)』
ガン見もガン見、完全に見て笑っている。
「ばかやろこのやろ、まじまじと見るな!」
『だって…おしっこ言わんかったし…』
いや、見られるならば2~3回愚息を揉んで、ポークピッツを普通ウインナーのサイズまで成長させるのに…
大人を威厳を一切見せられず、なんとなく羞恥プレイをさせて貰いました。
『ふふっ…師匠、私もテトラ降りてみたいっす!』
「ふぅ…(プルプルと小便切って)
俺が居れば良いけど、ひとりでやっちゃダメだ。身動き取れなくなるかも知れないし。」
『りょーかい、じゃ、降りる!』
「いやまて、ここは俺のおしっこまみれだから隣から降りて来なさい!(恥)」
降りてきたまゆ。
『こっちいっていい?』
「ん。良いよ。」
テトラ探検スタート。
波の打ち付けるテトラポットの中は、様々な物が漂着している。が、防波堤際の場所より波打ち際の方がウキやルアーなど、収穫物が多い。
当然そっちに行くと、足元のテトラ穴の下は海面になる。
『師匠~… 師匠ぉ~!』
細かい身体にモノを言わせ、追いつかないスピードで探検しているまゆから、すぐにヘルプ要請がかかった。
続く
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