マユ『よろしくお願いしまっす!』
はきはきとした元気な言葉使いで笑顔の可愛いマユは、次女のクミより私の好みの顔をしている。三姉妹で一番母親に似ている顔で、長女の顔立ちの美しさには敵わないものの(本気でとてつもない美人)、私的には満点だ。
「じゃマユ、投げるときは竿はこう持つ!」
『こう…?』
「違う違う、中指と薬指の間にリールの…」
背中側に回り込み、手を取り正しい持ち方をレクチャーしながらスキンシップをはかる。
「糸に指を掛けて、この部分を起こして…」
手元に集中してるマユの背中に股間を軽く押し付けてみる
「竿を振るときに時計の12時のトコロぐらいで指を放す!」
仕掛けを投げる動作を教えながら身体の密着を楽しむ。
「わかった?」
『はぃ、やってみる!』
餌をカゴに入れずに投げさせてみると、なかなかどうして上手に投げてしまった。
もう少しレクチャータイムを楽しむつもりだったので、少々残念。
しかし餌を入れて投げてみるとバランスが違ったのか、足元に仕掛けは落ちた。
「仕方ないなぁ、もう一度やるぞ」
小さなおしりを膝で挟み、背中に股間を当てて竿を振ってみる。
「このくらいの速さで竿を振れば遠くに飛ぶよ!」
『ん、やってみる!』
バレてない。嫌がるそぶりすら無い。
まだ本当に無垢な少女だ。
『うぉりゃ~!』
少しだけ飛んだがまだまだ。
『ん~…』
納得してない。
「じゃ、ちょっと大人の本気を見せてやろう!」
餌を入れた仕掛けを遠投してみせると、マユの目付きが変わった。
『すっっっご!』
「でしょ?(笑)」
『マユもあんなに飛ぶようになる?』
「練習次第だねぇ」
『頑張る!!!よろしく師匠!』
「し…ししょう???」
『先生とどっちがいい?』
「どっちでもよい(笑)」
『じゃ、師匠ね!』
………………………
上手く投げれるようになり、姉妹勝負を開始する。ちょっとブレイクタイムだ。
甥「クミやべぇ…覚えるスピードが半端じゃない…俺の中学生の頃より飛ばしてる時もある…」
「お前の教え方が良いんだよ、初めてなんだから。」
「そっかな…」珍しく私に褒められてニヤニヤとする甥。お前は付きっきりで世話をしておきなさい。
30分の匹数勝負は仕掛けの絡まりを解けなかったマユが敗北、ちょっと泣きそうになってた。
この子、姉に対する対抗心が凄いな…
この対抗心を利用したいな…
邪な心をまた持ってしまう私なのでした。
続く
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