AM10時
「あっ・・・ぅ、あん・・・。」
固いタイルの上で、身体を「く」の字に折り曲げながら、私の愛しい真理子は喘いでいた。
「真理子・・・気持ちいいかい?」
柔かくしなやかな太腿を撫でると、娘は精一杯の笑顔で私の顔を見返してくる。
「ん・・・バイブより・・・優しい・・・気が、する。」
「そうか、暫くそれで遊んでいられるかい?」
「ん・・・大丈夫・・・まだ、頑張れるよ。」
震える声が嗜虐心をそそる。
娘はバイブでの中イキを果たし、しばらくは放心状態だった。
蠢く膣、溢れ出る愛液。赤く染まった胸元と、幼いながらも精一杯存在を主張するために立ち上がった乳首。
私の腰に足を巻きつけたまま何度も腰を痙攣させ、白い喉を見せつけて余韻をやりすごす姿はおおよそ10歳の子どもには不似合いな媚態だった。しかも、イった後だというのに、娘の内壁はバイブを咥えたまま離そうとせず、その綺麗な桃色の肉癖は、未だ内部にあるそれを愛おしげに食んでいた。
その光景に、私は生唾を呑み込む。
(なんていやらしいんだろう。)
大きな黒い瞳は私を一心に見つめ、濡れた唇は物欲しげな色を滲ませていた。
『パパ・・・。パパが欲しい・・・。』
『真理子・・・。』
大きな快感をやり過ごしたばかりだというのに、そんな言葉を放つ娘が愛おしい。
私は改めて娘の乱れた様を観察した。
紅潮した頬、喉には汗が滲み、腹にはおそらく私の汗だろう、数滴の滴が滴っていた。大胆に開かれた両足の間には、未だ使われていないピンクのローターと、淫靡に蠢くバイブ。その隙間から溢れる愛液。
『ね、パパ・・・。いつになったら、真理子はパパのおちんちんがもらえるの・・・?もうすごく我慢したよ・・・?ね?』
内股を濡らしながら、乱れた姿で私に両腕を伸ばしてくる娘の姿に、下半身が疼く。
『おっきなおちんちん・・・。』
娘の掠れた声。
私は娘と一緒で、一糸まとわぬ姿でここにいた。自身の猛りは私だけでなく、娘も目視している。
固くそそり立ったそれは、先端から透明の液を漏らしていた。フルフルと震え、よく知ったその肉壁に愛されたいと訴えている。そう、私は娘に欲情している。そして、それを見て、娘は喜んでいる。
『パパのおちんちん、大きいね。伸びるし、固くなるし、不思議。』
『ここはね、好きな人の奥まで届くよう、大きくなるようにできているんだよ。』
娘の両腕に抱かれるべく、娘の背中を抱きかかえる。
『そうなの?でもね、学校の男子のおちんちんって、すっごく小さいんだよ。』
『え、男子の・・・?そんなの見たのかい?』
私は娘の言葉にギョっとしてしまう。他の男のペニスなど、なぜ真理子が見ているのか。
『だってぇ、水泳の時にね、着替えるでしょ?そうしたら、スケベな男の子たちが見せにくるの。嫌になっちゃう。』
『・・・。』
そこで私は自身の小学生時代を思い出す。
確かに、一部の馬鹿な男子がそんなことをしていたような気がする。性的な挑発などではなく、純真な悪戯心で女子を困らせたいという心理が働くのだろうか。
『真理子、今も男子と一緒に着替えているのかい?』
娘のこの身体を、他の男も見ているのだろうか。私はそちらの方が気になってしまう。
『ううん。今年からね、高学年になったから女子は更衣室がもらえたの。男子は教室で着替えるんだよ。』
『そうか・・・よかった。』
私の心からの安堵に、娘は首を傾げる。
『だって、他の男にお前の裸なんて見られたくないだろう?パパは嫉妬してしまうよ。』
『やだ、パパ、かわいい。』
そう言って、娘は唇をねだってきた。我々はタイルの上に座り込む形になっており、身長差が際立つ。膝立ちになって私にキスをする娘は大人びていて、私を見下ろす瞳は美しく潤んでいた。
『パパはね、真理子がいれば、他には何もいらないよ。』
その言葉に、娘は頬を赤く染める。嬉しげに唇は緩み、目が細められる。
『真理子も、パパが好き。パパだけが好き。パパにもっと、いっぱい触ってほしい・・・。』
私たちは暫し抱き合う。唇を求め合い、真理子の腕が私の肩をさまよい、背に回される。
凭れてくる娘の体重は軽い。私は思うだけ娘の唇を貪ったあと、その細い腰に腕を回し、娘の身体を180度回転させた。
『きゃっ、』
驚いてとびあがる娘の身体を後ろから抱きすくめ、落ち着いた頃を見計らって両足を広げると、今更にも関わらず、娘は顔を耳まで赤く染めた。
『恥ずかしいっ・・・!』
『いっぱい開いて、真理ちゃん。』
そう言って、私は娘のそれぞれの膝裏に腕を回す。
『きゃあっ!』
娘の身体が浮き上がる。両足を「M」字に開脚したまま私に持ち上げられ、娘の羞恥はピークに達していた。
『やだっ、やだぁ!パパ、この恰好、は、恥ずかし・・・。』
両手で顔を覆い恥ずかしがる娘に構わず、私は娘の広げられた股の間に収まっているローターのスイッチを押した。
『ひっ、』
ブブブ、と音がするのと、娘が背をのけぞらせるのは同時だった。
尿道とクリトリスのどちらにも触れるよう埋め込んだバイブが震える。
『いっ・・・ひ、ぁっ・・・!』
両足を抱えられ、身体を持ち上げられて、抵抗らしい抵抗もできず、娘はローターの振動に翻弄される。
『真理子、真理子。好き。かわいい姿をもっと見せて。』
『ああああっ、い、や、だ、めっ、すぐ、すぐイっちゃう、イっひあうぅぅぅぅ!』
膣と違い、娘のクリトリスは感じやすい。娘と身体を重ねる前は、ここをひたすら愛してやっていたのだ。私の与える愛撫の何倍もの細かな振動に、娘の身体はあっという間に熱を持ち、その声は艶めき始める。
『真理子、気持ちいい?』
『いいっ!いいっの、ぉっ!すぐイクっ、イっちゃ、イっ・・・。』
突然与えられる淫靡な刺激に、娘は混乱しながら果てた。
腰が震えている。中イキほどの振動はなく、子宮の収縮はすぐに収まったようだった。
『・・・中でイクほうが、子宮は嬉しいのかな。』
『はあっ、はぁっ、はぁ・・・。』
今日何度目かの絶頂に、娘はぐったりと頭を垂れた。全体重が私の背にかかる。
『パ・・・パ、これ、と、めて・・・。』
ローターは、未だ微細な振動を続けていた。イった後も与えられる愛撫に、娘の肩はビクンビクンと震えている。
『真理子、今からパパ、湯船を洗ってお湯を張るから、そうしたら一緒に入ろうか。』
『・・・。』
私はローターを止めるよう訴える娘の言葉を無視して、話を進める。それだけで、娘はなんとなく私の意図をくみ取ったらしかった。
『ちょっとここで寝ていなさい。イきたくなったら、イっていいよ。そのかわり、ちゃんとパパに教えてね。』
そう言って、娘の身体をタイルに寝かせ、私はスポンジを持って湯船に入る。お湯を張るたび毎日軽く流しているので、そんなに念入りに洗う必要はないのだが、私はついつい意地悪をしてしまい、娘を焦らす方を選んでしまった。
『洗ったら、お湯を張るから。暫くはそれで遊んでいなさい。』
私がそう言うと、娘は私の顔を見ず、小刻みに肩を震わせたまま、小さな声で『はい。』とだけ呟くと、艶めかしい吐息を吐いて、頭を床についた。
「はぁ・・・はっ、は、」
湯船を洗い終わり、湯を張っている間、娘は固いタイルの上に横たわったまま、小刻みな吐息をもらしていた。
私が湯船を洗っている間に一回、お湯を張っている間に一回、そして、今また、果てようとしている。
「んん・・・んっ、・・・んはっ・・・。」
浴室に甘い吐息が充満する。中を突かれる時と違って、クリトリスを愛される時の娘はこうして甘い吐息に喘ぎ声を混じらせて、もじもじと身体を動かしていた。
「はぁ・・・ん、」
喉がのけぞって、彼女の白い脚が動く。
このまま数分もすれば、再び娘は甘い刺激とともにイクだろう。小さな声で「いく、」と繰り返し、身体を震わせて。
だが、私はそのままで終わらせる気はなかった。
何度も絶頂を迎えた身体は、麻薬に犯されたように従順で、快楽を簡単に拾い上げてしまう。そんな娘を見て、早く楽にしてやりたいという気持ちと、もっと虐めて辱めてやりたいという二つの気持ちが葛藤を始めていた。
そして、その時の私は、後者に心を乗っ取られてしまったのだった。
「ん、ん”!か、っは!」
私は娘の膣に未だ埋まったままのバイブに手を伸ばす。横向けに寝ていた娘の両足を広げ、固定していたテープを外し、バイブをギリギリまで引き抜くと、一気に中に挿入する。
「んあっ!あ!」
バイブのスイッチを入れる。いやらしく蠢き始めたそれを、娘の腹側に当てるよう、何度も何度も抽挿を繰り返した。
「あああああっ!」
丁度ローターの振動が当たるところにバイブを突き立ててやると、娘は背をそらし、白い喉を見せ、絶叫に近い喘ぎ声を出す。
「だめぇぇぇぇ!パパ、パパ、も、イく、の!イっちゃう、イッちゃうううう!」
喘ぐ、というよりは、悶絶というのが正しい。そのくせ、イクときは「ふぐっ、」と小さく呻き、静かにイった。ローターとバイブの振動はまだ続いている。私はここで愛撫を止める気はなかった。
「んあああああ・・・。」
イったばかりの身体に、強烈な二つの刺激を与えられ、娘はもう言葉も忘れて喘いでいた。
「あっ!あぁんっ!ああああっ、」
肩が大きく震え、開いた両足がガクガクと揺れる。連続で絶頂を迎えた娘の胸は大きく上下し、うっすらと膨らんだ乳房に私は指を這わせ、吸い付いた。
「・・・っ!」
ビクン、と娘の身体が大きく震えたが、声はなかった。
片手でバイブを弄り、もう片方の手で娘の乳房を撫で、揉んで、唇で愛撫する。ローターの動きは相変わらずで、バイブを抜き差しするたび娘の腰が大きく跳ねる。
「はっ・・・はっ、はっ・・・。」
もはや娘は言葉を失ったようで、小刻みに息を吐いては、バイブがその一点を責めるたび、感極まった声を上げる。
「あああああああっ!」
その途端、勢いよく吹き出すものに、私の下肢が濡れた。それは娘の尿道からぴゅ、ぴゅ、と勢いよく出てくる。量はそんなに多くは無く、無臭で、私はそれがすぐに潮だとは分からなかった。
「あっ、は、は、はぁ・・・。」
最早何度目の絶頂か、娘はおろか私も数えていなかった。身体を小刻みに震わせて、口から涎をこぼし、目は虚ろで、そのくせ下からは潮を吹いている。
その姿に、私は何故かわからないが、大きな仕事をやり遂げたような達成感を感じていた。
だが、娘の理性の飛んだ瞳が急に光を失い、瞼に隠されたとき、私はようやく正気に返った。
「真理子、真理子っ。」
「・・・。」
散々身体を虐めぬかれたせいで、娘は全身を弛緩させ、気を失ってしまったのだ。
「真理子。」
頬を軽くはたき、背中をさする。はっと気づいて、ローターとバイブを取り外した。
「真理子っ。」
「・・・。」
程なくして、娘は目を開いた。私を認めると、その唇に笑みが浮かぶ。
私はその顔を見て、自分の心に住まう異様な心を自覚する。愛しさに比例して、残酷な気持ちも湧き上がってしまうこの心を。
心の底から愛してやりたいという思いと、この欲を満たされるまで虐めてみたいという思い。
「真理子。ごめんね、大丈夫かい?」
だが、それもこの腕の中の彼女がいなければ満たされない感情で。彼女なくしては埋められないもので。
「・・・うん、大丈夫。お風呂につかりたい。」
「うん、うん。身体を洗ったら、入ろう。」
心は愛しさでいっぱいで、抑えきれず、溢れてきてしまう。タイルに横たわる身体を抱き起し、力いっぱい抱きしめて、私は娘に何度も謝罪のキスを落とした。
AM11時
シャワーで汗を流し、少しぬるめのお湯につかって、私たちは向かい合わせに座っていた。
何度も絶頂を迎えた娘は、こころなしか口数も少ない。あまり長湯をさせるとよくないかもしれないと思い、私は声をかけた。
「真理子、もう上がろうか?」
「・・・ん・・・。」
だが、娘はそう生返事を返すだけで、立ち上がることはない。
「真理子?」
「ん・・・。」
どこか元気がないようにも見える。先ほどまでの情事を考えれば当然かもしれないが、娘はどこか上の空で、私の言葉は右から左へ抜けて行っているような気がする。
「真理・・・」
「パパは、平気なの?」
私の言葉を割って、娘が口を開いた。
「平気って?」
「真理子を見て、どうして平気でいられるの?」
私を見つめるその瞳は真剣だった。意図を測りかね、私はもう一度同じ言葉を口にする。
「平気って?何だい?どういうこと?」
「・・・。」
娘の視線は、私の顔から喉、胸に移り、最後は股間で留まった。
「おちんちん・・・小さくなってる。」
「へ?」
口をへの字にして、不満げな顔で呟く娘の意図がわからない。
「おちんちん、小さくなってる!」
「うん、そりゃ、しばらくすればこうなるさ・・・。」
「さっきは大きかったのに!」
「そりゃ、さっきはお前の可愛い姿を見ていたからね。興奮したし。」
「じゃ、今小さいのは、真理子に興奮してないってこと?」
「・・・。」
私は戸惑ってしまう。そんなに長く勃起していられるはずがないだろう、という常識は、娘には通じないようだった。
「こんなにふにゃふにゃになって。真理子にくれるんじゃなかったの?」
その責めるような目がつらい。
「いや、またすぐに大きくなるから。今は休憩中なだけで・・・。」
しどろもどろで返す私に業を煮やしたのか、娘は前のめりに身体を突きだすと、萎れている私のイチモツに手を伸ばした。
「わっ!真理子っ!何をするんだい!?」
「パパのを大きくしてあげるの!」
「ちょっと!それはまだ・・・。」
まだ早い、と言おうとして、言う前に、娘の両手が私のものを鷲掴んだ。
「いった!」
思わず立ち上がり、湯船から上がろうとする私をおしとどめて、娘はなおも私のイチモツを握りしめてくる。
「いたいいたい!真理子っ!そんなに強く掴んだら痛いよ!大きくなるどころか、もっと萎んじゃう!」
「じゃ、パパはじっとしてて!」
急所を握り込まれ、主導権は私になかった。娘の気迫におされ、私はしぶしぶ湯船に腰かける。すると、娘は私の両足の間に身体を割り込ませ、しげしげとその握っていたものを観察し始めた。
(なんだか・・・変な気分だ。)
私は妙な照れくささを感じていた。
これまで散々身体を重ねてきたが、娘が私の股間に手を伸ばすのは今回が初めてだった。しかもこんなに熱心に見つめられては堪らない。
「・・・皮が余ってる。」
娘はそう言うと、私のペニスを弄り始めた。
「ま、真理子っ!やめなさい、はしたない。」
「どうして?パパは真理子のひだひだをいつも舐めてくれるじゃない。私もしてあげたいの。」
股間から私を見上げる娘は、無邪気に笑っていた。ああ、神様。思わず信じてもいない神に祈ってしまう。
それは、これから娘に愛される悦びによるものか、娘を堕としてしまった罪の意識によるものか。
「―――っ、」
どちらにしろ、私は娘に抗えない。
小さな唇が、先端に触れる。ふにふにと唇で先端の感触を楽しんでいるのか、かぷりと咥えては離れていく。
「っ、っ・・・!」
愛撫とは程遠いそれに、私は自分でも驚くくらいに反応していた。
チロ、と赤い舌が見える。それが先端をつつき、再び唇がはむ、と私を咥える。
「あ、真理子・・・まり、こ・・・。」
その可愛い愛撫に、私は愛しさがこみあげてきて、股間に顔を埋める娘の頭を撫でてやる。
「気持ちいい?パパ?」
「うん・・・。うん、気持ちいいよ。」
見上げててくる瞳は無邪気で。この行為に穢れもなにも感じていないことは確かで。
「もっと、深くまで咥えて欲しいな。」
私は思わずそんなことを口走っていた。
「いいよ。いっぱい舐めてあげる。」
「―――っあ、あぁ・・・。」
勃ちあがりかけた表皮を唇が這う。そして温かな粘膜に包み込まれる。唾液にまみれた舌が、私の裏筋を這う。
「あっ・・・あ・・・。」
私は女のように喘いでいた。
フェラチオなど、教えたことなどなかった。なのに、娘は私の反応を確かめると、唇で、舌で、私のそれを愛撫しはじめる。
亀頭の割れ目に舌を這わし、カリ首をなぞる。舌先でチロチロと小刻みに舐められると、私の中心はいとも簡単に勃起した。
「パパの・・・おっきくなった。この先っちょの三角、かわいいね。」
私の股の間から嬉しげな声が漏れる。その薄桃色の唇が、何度も私の亀頭に合わさり、甘いキスを与えられるだけで、透明の液が漏れてくる。
「んっふ・・・いっぱい溢れてくるよ、パパ。」
娘の唾液なのか、私の先走りの液なのか、どちらともつかない水音が聞こえ始め、私はたまらず娘に懇願する。
「ま、りこ、深く・・・咥えて。口の奥でパパを愛して。」
「いいよ。」
亀頭から唇を放すと、つうっと名残の糸を引く。その淫靡な唇が大きく開いて、私の全てを呑み込んでいく。
「ん、ふぐっ、ん・・・。」
半分ぐらいまで呑み込んだところで、娘は動きを止めた。どうやら、幼い彼女の口淫は、ここまでが限界らしかった。だが、それで十分だ。彼女の口に愛されているというだけで私の内腿は震え、断ち上がったペニスは先端から悦びの涙を流していた。
「ふあ、しょっぱい味がする。」
「気持ちいと、溢れてくるんだ・・・。」
今にも恍惚に飲まれてしまいそうだ。
私の掠れた声に気を良くしたのか、娘は私の半身を口内に収めたまま、舌を動かし始める。
「ふ・・・く、あぶ・・・む、・・・。」
時折唇の端から覗く赤はいやらしく、卑猥に蠢いていた。時折り当たる、歯の感触がもどかしい。
「真理子、歯は立てないようにしておくれ。」
「ん。ふぁかった。」
私の言葉通り、娘はペニスに歯が当たらないよう愛撫をし始める。舌の刺激が有効だということはすぐに理解したらしい。口を開けたまま、舌の動きが早くなる。裏筋だけでなく、横にも這い始め、しまいには顔の向きを変えたり、抽挿しながら全体を愛し始める。
「はっ・・・あぁ・・・気持ちいい・・・。もっと早く舐められるかい・・・?」
「うん。」
「舌の腹も使って、下から上に舐め上げて・・・。」
「んく、」
「うぁっ、まりこ、上手だね・・・。もっと吸い上げてもらえると嬉しいな。」
腹から息を吐き出して、私は快感に耐えていた。
私のリクエスト通りに娘の舌は動き、口内は包み込んでくる。娘の小さな口は懸命に私を愛していた。その愛撫は未だ未熟で、達するまでにはいかないものの、その頬の膨らみが私の先端を愛しているためだと思うと、自然と熱がこみ上げてくる。
「あ・・・真理子・・・真理子、いぃ、いい、よ・・・。」
私は娘の舌の動きに合わせて、自らも腰を振り始めた。ペニスを喉の奥まで突き入れると、「げほっ、」と娘がえづくが、愛撫が止まる様子はない。どうやら、娘はこのまま射精までもっていきたいようだ。
(かわいい・・・。)
その一生懸命な姿を見て、私は娘への愛しさが増していく。すると、限界だとおもっていたペニスはより大きく張り出して、娘の口を圧迫した。
「あぐっ・・・む、あむ、」
それでも必死に私のものを咥え、先端から零れ落ちる卑猥なよだれを吸い上げる姿は、いじましく、健気で、愛おしい。
「真理子、袋も優しく揉んでよ。」
「んっ、」
柔かい手のひらが袋に触れる。袋を握られ、中の玉に指が触れる。固さや大きさを確かめているのだろうか。指で何度も軽く握られているうちに、射精欲は抑えきれなくなってくる。
愛おしさがこみ上げて、私の中心も熱をもって、先端が熱いと訴えてくる。
「真理、こ・・・っ!」
こんな拙い愛撫でイくなんて我ながら驚きではあるが、愛しい娘の口中に愛されていると思うと、それだけで幸せが満ちてくる。
満ち満ちて、下腹に籠った熱が溢れ出る。
「出る、出る・・・よ、出ちゃう!」
みっともない嬌声を上げて、私は娘に訴える。きもちいい。亀頭を這う舌が、私の棹を包み込む舌が、熱が。袋を包み込む手のひらが。
「うああっ、」
私の訴えに呼応して、娘の口中に力が入る。吸い上げられる。吐精欲にまみれたペニスに、その痛いくらいの吸い上げはひとたまりも無かった。
「っあー!・・・あっ、あ・・・あぁぁ、」
先端から迸る精液が娘の口内に発射される。吐精感に私は腰を折り曲げ、前かがみになりながら、それでもまだ収まらない射精欲に娘の頭を掻き抱いた。
「んむう!ンんー!」
娘の苦しそうな声が聞こえたが、私はそれより自分の快楽を満たしたくて、より最奥まで娘の喉にペニスを突き立てる。
「うあっ・・・ああぁ、まだ出る、まだ出るよ、真理子、まりこぉ。」
すぼまった喉にペニスを擦りつけると、白濁はとめどなく流れていく。
「ぐう」と唸る娘の喉に何度もペニスを押し付けて腰を振り、注ぎ込む。
「あっ、あっ・・・あ・・・。真理子・・・。好きだ・・・好き。」
最後の一滴まで残らず、注ぎ漏れのないように、娘の口の中で軽く腰を振り、吐精の熱が冷めたところでペニスをゆっくりと引き抜く。
「おえっ・・・げほ、」
塞がれていた喉を解放され、娘は大きく息を吸いこんで、むせた。
「げほっ、げほっ」
白くそまった舌は、私を愛した証。
その口中に、喉中に、私は精を注ぎ込んだのだ。私は異様な興奮に包まれていた。
「真理子、すごく気持ち良かった。ありがとう。」
激しくせき込んでいる娘を膝に抱き上げて、私は娘の瞳を見つめる。
「よ、かった。げほっ、パパ、も、ごほっ、イったね。」
瞳に涙を浮かべ、顔を赤くしてむせながら、娘は満面の笑みで私を見上げた。そして、私の胸に頭を預ける。
「パパのおちんちん、かわいかった。早く欲しい・・・。」
うっとりとした声で告げられて、私の熱は収まりどころを失くしてしまう。
「お風呂からあがったら、たくさんあげるよ。」
「うん・・・。」
その声には、喜びの色がはっきりと感じ取れる。
私は愛しい小さな身体を抱き締めて、しばらくは吐精の余韻に浸っていた。
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