AM6時
その日は、窓を打つ雨音で目が覚めた。
目覚ましを確認するとまだ6時。日曜日ということもあってか、街はまだ静けさに包まれていた。
私は腕の中の温もりを抱き直し、再び目を閉じる。
(真理子・・・。)
私の腕の中で眠る娘は、スゥスゥと可愛い寝息をたてて眠っていた。
『パ、パ・・・ぁ。』
耳の裏に甦る、娘の声。
腰を捩らせ、ビクン、ビクン、と何度も腹を震わせる姿がまぶたに浮かぶ。その腹の痙攣は、子宮の収縮がさせるものだった。いつもの通り、私の精液を下の口で一滴残らず飲み干した娘は、その後気を失うように眠ってしまったのだった。
ぐったりとして動かなくなった娘から自身を引き抜いて、わたしはウェットティッシュで丁寧に娘の秘部を拭く。
私は娘を中でイかせるため、挿入までに散々娘を焦らしていた。その責めに娘はいつも懸命に耐え、耐えきった時、ようやくご褒美がもらえるのだ。
『パパのおちんちん・・・。』
もの欲しそうな顔が、いざ与えられるとなると喜びにかわる。その表情を見るのが私はたまらない。
「真理子は、パパのおちんちんが大好きなんだよね・・・。」
私は昨晩の思い出のせいで、眠りに入ることができなくなってしまった。下半身に熱が集まっている。
「真理ちゃん・・・。」
穏やかな寝息をたてて眠る娘の身体に指を這わせる。私たちはどちらも服を着ていなかった。今は気候も良く、抱き合って眠るだけで十分温かい。初夏は愛し合う二人にとって最高の季節だと思う。
私は真っ先に娘の胸のふくらみに手をやった。
最近、娘の胸は目に見えて大きくなりはじめていた。まだブラジャーをつけるに満たない大きさだが、小学生の娘にしては大きい方だろう。娘は、もう10歳になっていた。初めて身体を重ねてから1年足らずでこんな風に成長するのかと、私は内心で驚くばかりだ。そういえば、妻も胸は大きかった。ブラのホックをはずした途端、たわわに実った乳房がボロリと零れ落ちる様は圧巻で、私は戸惑う間もなくその果実にむしゃぶりついたものだ。もしかしたら娘も、母親に似て大きな胸の女性になるのかもしれない。私は娘の今後の成長が楽しみでならなかった。
「お前は、どんな女性になるのかな・・・?」
「ん・・・。」
まだまだ娘の胸はまだ小さくて、妻にする時のような濃厚な愛撫はできない。だが、私はその微かなふくらみを手のひらで包み込み、優しく揉んでやる今の愛撫も気に入っていた。
「ふ・・・っく、」
未だ覚醒に至らない娘は、私に胸を触られ、無意識に感じているようだった。
「はっ・・・ん。」
夢うつつに腰を捩らせ、唇からは甘い吐息を漏らしている。
「真理ちゃんは、本当にここが大好きだもんね。」
私は完全に目覚めてしまった。娘のこんなかわいらしい姿を見て、じっとしていられるはずがない。
「真理子・・・。」
「んっ・・・く、んく、」
私は陥没気味の娘の乳房に舌を這わせる。何度も吸い上げて、先端を舌先でくすぐるうちに、潜っていた乳首がツンと顔を出す。その乳首を、私は舌で小刻みにつついたり、舐めたり、唇の先だけで吸い上げる。すると、娘の甘い吐息はだんだん激しい息使いになっていく。
「感じてるんだね、真理子。」
ふくらみの少ない乳房を両手で揉み、その先端を舌で撫でつける。何度も何度も、執拗に。
「は・・・ぅ・・・はっ・・・。」
娘はまだ起きない。
余程私の腕の中で安心しているのだろう。そういうところも愛しくてたまらない。
私はたまらなくなって、娘の秘所に指を這わせる。
「ん・・・ぁんっ。」
案の定、娘はなまめかしい声を上げた。
散々胸を弄ったため、娘のそこは既にしとどに濡れていた。昨晩の行為の余韻もあるのかもしれない。私はそこに、ためらうことなく指を挿しこんだ。
途端、きゅうっと内壁がすぼまり、娘の内部が私を締め付ける。
何度交わっても、娘のここは新鮮だった。その強い締め付けは、初めて娘の処女を奪った時と寸分と違わない。そして、使い込めば使い込むほど娘の膣は私のペニスに馴染み、絡みついてくる。そして内壁は、身体を重ねれば重ねるほどいやらしく、淫靡に蠢くようになっていた。
「お前の身体は、本当に素晴らしいね・・・。」
何度抱いても飽きない。まるで中毒者のように、私は娘の身体を貪っていた。
「あ・・・パ、ぱ・・・。」
夢うつつに私を呼ぶ声。小刻みな吐息。震える喉。
「真理ちゃん・・・パパ、もう我慢できないや・・・。」
いつも散々娘を焦らしに焦らしている反動で、私は待てなくなっていた。普段は娘の中イキのため、私も早く娘の中に入りたいという欲を抑え、娘を喘がせているのだ。娘を焦らすということは、私自身にもそれ相応の代償が出てくる。
私は仰向けに寝る娘の両足を大きく開き、間に身体を割り込ませる。全体重をかけて娘を苦しめてしまわないよう、両腕を娘の身体の脇に着き、自らの両膝で娘の腰を下から持ち上げる。その体勢のまま、私は娘の最奥に自身をあてがった。
く、と初めのとっかかり。そこを貫通すれば、ペニスはするすると娘の中に飲み込まれていき、そのまま内壁の導きのおかげで私は娘の内部に全てを収め、子宮口に先端を押し当てることが出来た。
『あっ・・・今、パパのが、私の下のお口にキスしてる・・・。』
昨日交わした、娘のそんな言葉が脳裏に甦る。
(・・・かわいい。)
私は目の前にある、娘の乳房に吸い付いた。ツンと上を向いた乳首は、私の愛撫のせいで固くなり、コリコリとした食感が舌先に心地よい。この乳首は、私に愛されるためにあるのではないかと錯覚してしまうほどだ。
(私の娘は、なんてかわいいんだろう。)
ペニスは、固く、脈打って、最奥を犯したいとずっと叫び続けていた。
「真理子っ・・・。」
「・・・っ、ふぅ、」
私はこらえきれなくなり、ゆるゆると前後に腰を動かし始める。娘の膣は私の形に添って蠢き、柔かい襞が私の側面を優しくひっかいてくる。私はその襞に、カリの部分を擦りつけた。
「っ、くうっ、」
たまらず、声が出る。ペニスを締め付けられ、膣壁が動く、襞が何度も私のカリをひっかいてくる。その優しい、甘い愛撫に私は漏れる声を止められず、気が付くと、私は声を荒げながら、激しく腰を打ちつけていた。
「あっ、あー・・・っ、真理子っ、まりっ・・・こぉ、」
こらえきれない。こんな声を荒げるセックスは、娘とだけだ。包み込まれる。吸い上げられる。ひっかかれる。全ての刺激が快感で、熱い何かがこみ上げてくる。
「ううっ、あっ、真理子、出る、出ちゃう・・・。パパ、すぐ、イっちゃう、よ。」
娘は唇を薄らと開け、そこから絶え間ない吐息を漏らしていた。胸元は赤く色づき、夢の中でも感じているようだ。
(抱き締めて欲しい・・・。)
私は思わずそんなことを思ってしまう。娘は、いつも私の背中を抱き締めてくれていた。その腕に強く抱かれれば抱かれるほど、私の熱は高まっていく。
「真理ちゃん・・・抱き締めて、ほしい、よ。」
だが、娘は両腕をだらりとシーツに投げ出したまま、動かない。悩ましい吐息を漏らしながら、それでも娘は眠っていた。
「真理子ぉっ。」
腰の動きは止まらない。激しく何度も打ちつけて、その衝動で娘の身体が上下に揺れる。もうすぐ、もうすぐ、果てる。果ててしまう。果てて、先端から噴き出してくる。
「真理子っ・・・!」
クライマックスはすぐそこまで来ていた。私はもう何も考えられず、ひたすら腰を振り、ペニスの先端で娘の最奥を突きつづけた。
娘の膣がぎゅううっとすぼまる。
「うっ・・・っ。」
それが、最後だった。抑えきれなくなった熱の塊が、先端から勢いよく迸る。
「ああああっ、あーっ!あっ、あっ、あっ・・・あぁ・・・。」
吐精の快感と、吸い上げられる快感。吐き続けている最中も締め付けてくる内部。私は、一滴も注ぎ漏れのないよう。全てを吐ききった後も、何度も腰を振り、先端を子宮口に塗りつける。
「真理ちゃん・・・。」
全ての行為をし終えて、全身脱力した私は、娘の身体に覆いかぶさる。娘の内部は、まだ蠢いていた。
「真理子・・・私の真理子。」
いつまでも娘に覆いかぶさっていると、娘が苦しがる。私は娘を抱き締めると、抱き合う形で身体を横たえる。内部は未だつながったままだ。
「このままで・・・寝ようか、真理ちゃん。」
私は心地よい事後の余韻に浸りながら、ゆっくりと目を閉じた。
AM7時
「んっ・・・ふ、は・・・ぅ・・・。」
聞き慣れた甘い声。
「はっ・・・はっ・・・は・・・。」
小刻みな吐息。
「パパ・・・パパ、起きて、起きて。」
娘の指が腹に食い込む。その感触で、私は夢うつつから覚醒に至った。
「真理子・・・おはよう。」
「んっ・・・おは、よ・・・パパ、」
吐息混じりの艶めいた挨拶に、私は繋がり続けている下半身のことを思い出した。
そこは、まだ繋がっていた。萎れて使い物にならなくなっている私のペニスを、娘はきゅうきゅうと入口で締め付けている。
「あっ?ああ、っん、駄目、パパ、大きくなって、る、」
「真理子が締め付けてくるからだよ。」
「そ、んな、こと、あっ、ああっ?」
徐々に大きくなる私のそこを健気に締め付けて、娘は喘いでいた。
「パパ、どうして、こんな、」
娘はどうやら早朝のことを覚えていないようだった。なぜこのような状況になっているのかがわからないらしい。
私はそこの説明を飛ばして、娘の内壁にペニスを擦りつけた。
「あうっ・・・!」
途端、娘の身体が跳ねる。
「大丈夫?つらいなら、抜こうか?」
私は、娘の状態をよく理解したうえで、わざとそんな言葉をかけた。
「パパの・・・いじわる・・・。」
娘は、最近上目使いで拗ねた表情をするようになっていた。娘は私と身体を重ねるうちに、媚びることを覚えてしまったのだ。その大人びた小憎らしい表情が、私の嗜虐心を刺激する。
「朝にね、パパ、真理子を犯しちゃった。」
「えっ?」
私はいたずらを隠しておけない児童のように、今朝のことを娘に告白した。
「お前があまりに可愛いものだから、つい、ね。」
そう言って、舌を出すと、私を見上げていた娘は急に両頬を膨らませる。
「ずるいっ!私、覚えてないもんっ!」
「あはは。すごく気持ち良くて、すぐイっちゃった・・・。ああ~って。」
「もう!パパの馬鹿馬鹿っ!どうして真理子を起こしてくれないのっ。」
娘は私の腹を両手で打ちつけて、むずがった。その仕草が愛おしくて、意地らしくて、思わずその背中を抱き締めてしまう。
「パパ・・・私、あそこがうずいて・・・、その、・・・。」
頬を赤らめ、俯きがちにそう呟く娘の顎を持ち上げて、私はそのマシュマロのように柔かい唇に吸い付いた。娘が言わずとも、分かっている。唇の離れ際、優しく微笑みかけてやると、真理子は眉を顰め、弱弱しいながらも微笑み返してくる。
「真理子、パパね、良いことを思いついたんだ。」
私は先程小さく灯った嗜虐心の火を、消してはいなかった。
「良いこと・・・?」
「そう。とってもエッチで、良いことだよ。」
そう言うと、私は娘の濡れた秘部から自身を引き抜いた。
「あうっ、あ、駄目、パパ、抜いちゃ嫌っ。」
健気なことを言うその唇にもう一度吸い付いて、私は布団から起き上がり、リビングに向かう。
「パパっ!」
切なく私を呼ぶ声が、心地よい。私は備え付けの納戸のドアを開け、そこからあるものを取り出した。それは、いつか娘のためにと思って予め購入しておいたもの。ようやく、これを使う日が来たのだと思うと、私は胸が高鳴ってしまう。
「いやっ、パパ、行かないでっ。」
真理子は私が寝室からいなくなって不安になったのか、すぐに追いかけてきた。腰にすがって、いやいやを繰り返す娘は年相応の幼さを見せている。私はその愛らしい頭を撫でて、共にリビングのソファーに移動した。
「パパ、私、パパを怒らせるようなことした?」
私の隣に腰かけるや否や、娘は私を問いただす。
「え?何を言ってるの。真理子のために必要なおもちゃを探してただけだよ。」
「おもちゃ・・・?」
娘は首をゆっくりと傾げる。そして、私が持っている2つの箱を覗き込んだ。
「なあに?これ。」
「真理ちゃんはまだ分からないかな。これはね、真理子のきもちいいところを開発するおもちゃだよ。」
私はそう言って、箱から紺色のバイブとピンクの小さなローターを取り出した。
バイブは私のペニスのサイズと同じもので、太すぎず、長すぎず、膣に優しいシリコン製だ。女性の膣のうねりを計算して設計したらしいそれは、根本からゆるやかにS字に湾曲していた。それ以上の装飾は何もなく、スイッチでぶるぶるといやらしく震え、うねる。
「きゃっ・・・。」
そのバイブの動きを見た途端、娘は小さく身震いした。なんとなく、何に使うかを悟ったのだろう。
「パパ、まさか、それ・・・。」
「そうだよ。真理ちゃんはようやく中イキできるようになったけど、まだまだ時間がかかるからね。これで練習してもらおうと思ってちょっと前に買っておいたんだよ。」
その私の言葉に、娘は眉毛を「ハ」の字にして困り果てているようだった。
「私、パパのおちんちんがいい。そんなの、嫌だよ・・・。」
「後でちゃんとパパのおちんちんも入れてあげるよ。でも、これで慣らしてからね。」
「いやっ。」
娘は珍しく反抗した。目に涙をためて、私を睨みつける。
「パパのおちんちんだから気持ちいいのっ。幸せなのっ。そんな道具で、気持ちよくなるわけ、ないっ。」
その嬉しい言葉に、私は思わず自分の決心が揺らぎかけてしまう。だが、今日は日曜日で、しかも雨で、1日中娘と屋内にいられるのだ。この道具を使うのは、この日しかありえない。
私は道具使いたさに、懸命に演技をする。
「でも、でもね、パパ、いつもお前を中イキさせてあげるのに疲れてきちゃって、仕事に集中できないんだ・・・。」
「えっ・・・パパ、それ、本当?」
「そうなんだ・・・。ずっとお前には黙ってたけどね、ずっとお前の中におちんちんを入れ続けているのって、辛いんだよ。せめてお前がもうちょっと早くイッてくれたらいいんだけどね。このままじゃ、パパ、もう持たないかも・・・。」
私は嘘八百を並べ立てる。娘と長く繋がっていられることに疲れなど感じるものか。私は時間も忘れて娘とまぐわうことに快感を見出していた。娘とのセックスの時間が充実すればするほど、私の仕事も波にのっていた。こんなことは今までになかったことだ。こんなに自分が性欲の強い方だったことも、娘と交わるまで知らなかった。繋がっていられるなら、一晩中でも繋がっていたい。それが私の本音だった。
「嫌っ!パパとエッチできなくなるの、やだっ。」
だが、娘は私の言葉にまんまと騙されて、べそをかき始めていた。
「だからね、真理ちゃん、パパは、お前の膣をもうちょっと感じやすくしてあげたいんだ。」
「気持ちよくなるだけ・・・?痛くない?」
「痛くないよ。お前の中に入るのはパパのおちんちんじゃないけど、全部してあげるのは、パパだから。」
「本当・・・?」
おずおずと聞いてくる娘を、私は自分の膝の上に抱き上げる。そのまま横抱きにして、ソファーの柔かい手すりに頭をあてがうと、私は娘に微笑みかける。
「本当だよ。それに、お前のここは十分に濡れてるし・・・。」
そう言って、私はバイブに何もつけず、娘の秘部にあてがった。
「ひっ、」
途端、娘の入口が緊張で痙攣する。異物を受け付けまいと固く閉ざすそこを、私は自身の指でほぐしてやりながら、徐々にバイブを挿入していった。
「パパを見て・・・。パパのおちんちんだと思って、受け入れて・・・。」
「パパの、おちんちん・・・。」
私の言葉をそのまま繰り返す娘に、私は頷いた。
「そうだよ。これは、パパのおちんちんだよ。いつも真理子の奥を突いてる、おちんちん・・・。」
すると、娘の内部からクチュクチュという水音がし始める。
「パパの・・・パパの・・・おちんちん・・・欲しい、欲しい、の・・・。」
私の目をまっすぐ見つめ、娘は私にされるがままになっていた。固く緊張していた膣壁はいつしか柔かく、内部は潤って、バイブは奥まで挿しこまれていく。
「あっ・・・ぱ、ぱ・・・。」
「全部入ったよ、真理ちゃん。どう?」
「ん・・・。痛く、なかったよ。パパがしてくれるから、か、な。」
吐息交じりの娘の声に、私は今すぐにでもバイブのスイッチを入れてしまいたくなってしまう。だが、それはまだ早い。
私は医療用テープをソファーの手前にあるテーブルの引き出しから取り出すと、娘のつるりとした恥骨から尻の部分までをバイブごと貼りつける。尿道と肛門にかからないよう、×印にテープを何枚も貼ると、バイブは私が持っていなくてもしっかりと娘の内部にはまったままになっていた。
「パパ・・・?」
その私の一連の動作を不安げに見つめる娘が、愛おしい。まだまだ何も知らない我が子に、真っ新な我が子に、少しずつ私という名の染みを落としていく。徐々に私の色に染め上げて、私無しではいられないようにしてしまう。そんな妄想が私の欲情を駆り立てていた。
カチ。
そこでようやく私はバイブのスイッチを入れた。
「かはっ、」
ビクンっと大きく娘の身体が跳ねる。
初めての振動に、娘は戸惑ったような表情を浮かべ、私に視線をよこしてくる。私は大丈夫だから、と囁くと、ピンクのローターを手に取った。
「パ、パ、」
娘の肌にローターを擦り付ける。まだローターは振動していなかったが、それが娘の首筋を、鎖骨を、脇を、胸を這うたび、その愛らしい唇から途切れ途切れの吐息が漏れる。
「真理ちゃん・・・気持ちいい・・・?」
私はロータを娘の肌に転がしながら、優しく問いかけた。
「わ、わっ、かん、ない。でも、緊張、する・・・。」
バイブの振動が、私の膝にも伝わってくる。ブブブブ、と小さく震える棒を膣に咥えたまま、娘は私の腕に抱かれて、ローターを見つめていた。
AM8時
「うっ・・・ふっ・・・く、ぅんっ・・・。くぁっ・・・。」
部屋には娘の喘ぐ声と、バイブの振動音だけが響いていた。
娘の膣にこの棒を収めてから、暫く立つ。
「うっ・・・うっ・・・。」
娘の腹がビクンビクンと痙攣するのは、バイブの動きに膣が慣れ始め、その動きに添い始めたからだろう。流石に、娘の内部は覚えが早い。私と同じ大きさのそれを、娘の内部は私の代替として愛し始めていた。
「真理子、だいぶ気持ちよくなってきたみたいだね。」
「うっ・・・ん、パパが、してくれるから、だよ。」
娘は頬を紅潮させながら、微笑んだ。バイブを咥え、下の口からはだらだらとだらしのない涎が垂れ続けている。
「下のお口はだいぶいやらしくなってきたね。」
私がそう言うと、娘は恥ずかしそうに身体を捩らせる。
「いや、パパ、そんなこと、言わないで。」
「でも、本当だよ。いっぱい濡れて・・・これだと、もうイっちゃう?」
「ん・・・気持ちいいけど、でも・・・パパのじゃないって思うと、まだ・・・。」
娘はもじもじと太ももを動かしながら私を見上げる。もの欲しそうな目、唇。その表情に、私はドキリとしてしまう。
「じゃあ、もうちょっとつけてようか。朝ごはんをたべよう。」
「えっ・・・これを、つけたまま?」
娘は驚いた表情で聞いてくる。その戸惑う顔にキスを落とし、私は娘を立ちあがらせた。
「あっ・・・ん・・・。」
立ち上がると、膣に力がはいるのか、いっそうバイブを締め付けて辛くなる。そこにバイブの緩やかな振動が加わって、娘の股は傍から見ても面白いくらいに濡れそぼっていた。太ももに愛液がつうっと伝う。
「あうう・・・う。」
「歩ける?真理子。」
「う・・・ん、頑張るね・・・。」
娘はバイブを入れられている意味を”私といつまでもセックスするため”と思っているせいか、素直に私に従っていた。私はパンツを履き、Tシャツを羽織った。だが、娘にはTシャツを羽織らせたものの、下は裸のままにしておいた。下半身は濡れに濡れていて、下着をつけても意味がないと思ったからだ。
娘は息も絶え絶えに台所に向かうと、パンを二枚取り出して、トースターに入れ、コーヒーメーカーのスイッチを入れる。その他愛ない動作すら、かなりの時間をかけていた。両手をシンクについて、肩を揺らして息をしている。その姿が意地らしくて、愛おしくて、私は自身の中心に熱がこもるのを感じていた。
「ううっ・・・!」
シンクに両手をつき、必死に体を支えて立っている間も、娘は時折切ない声を上げ、腰を捩らせる。バイブの動きに膣が反応しているのだろう。こればかりは、娘自身にもどうしようもないらしい。娘の意志に関係なく、膣は異物を受け入れ、愛液で蕩かし、内壁で愛撫していた。
そうこうしているうちに、パンの焼ける香ばしい匂いが部屋に漂ってくる。
チン
オーブンの音がし、娘はそちらに向かおうと、身体を動かした。その瞬間―――
「あう!・・・あ!」
バイブが余程いいところにあたったのか、娘は身体を「く」の字に折ると、そのままの姿勢で動かなくなってしまった。
「あ、あっ・・・!パパ、ぱぱぁ・・・!」
その必死の呼びかけに、私は娘の元へ行き、身体を支えてやる。
「んんんんっ!そ、まっすぐにされたら、されたらぁ・・・!」
「真理子、イくんだろう?いいよ。ほら、パパが抱き締めていてあげるから、イきなさい。」
「はああぁぁぁあああ・・・パパ、パパっ!」
娘の身体は、早朝に私に愛され、そのまま繋がっていたせいで、随分火照っていた。そしてこのバイブの振動だ。到底こらえ切れる筈がない。
「真理子。かわいいね。イきそうな顔も、好きだよ。」
「本当?パパ、真理子、かわいい?」
「かわいいよ。誰よりも。ママよりも。・・・好きだよ。愛してる。」
「・・・パパ。っぱ、ぱ、・・・。」
娘は恍惚の表情で私を見上げ、微笑んだ。もうすぐ絶頂がくるだろう。
「ん、んん。あ、あ、イきそう・・・なの、イきそう・・・。」
私の身体に全体重を預けて娘が喘ぐ。
「パパ、ぱぱぁ・・・はぁっ、はっ、っは、イく…いくぅ・・・。」
だが、上り詰めるまでにはいかないらしく、娘は苦しげに身もだえしながら、イク、イクと何度も繰り返していた。
(やっぱり、生の感触とは違うのかな・・・?)
いつもなら、流石にこのくらいで娘も果てている筈だ。だが、娘は背中を弓なりに反らし、絹のようなか細い悲鳴を上げながらも、まだ絶頂に達することはできないらしい。
「あっ・・・!ぱ、ぱっ、イく、イく、イ・・・っ」
それでも漸く快楽の波に乗り始め、絶頂の入口に届きそうなところで、私は唐突にバイブのスイッチを切った。
「―――!」
途端に娘が息をのむ。
まさか、という表情を浮かべ、私を見上げる。
「時間切れだね、真理子。」
「パパ・・・?」
私は真理子に優しく語りかける。
「パンが冷めちゃうだろう?コーヒーも焦げておいしくなくなっちゃうし。・・・ね?」
私がそう言うと、娘は大きな黒い瞳に涙を湛えながら、暫く私を見つめていたが、しとどに愛液で濡らした両足に力を籠め、自分の力でその場に立つと、「うん」と小さく呟いた。
食事中、私は娘のバイブにスイッチを入れなかった。
椅子に座ると、バイブがより奥に入るのか、「ぐうっ、」っと娘は小さく呻き、前かがみに震えていたが、暫くするとパンを食べ、ミルクコーヒーをすすり始める。欲情しながらの娘の食事シーンは、いつ見てもそそられて、私は時々セックスの最中に食事をとることがあった。私のものを咥え、身もだえしながら必死に食事を摂る。いつもは娘のうなじしか見ることができないのだが、今回はバイブのおかげで正面から娘の痴態を眺めることが出来た。
(本当は、パパも早くお前の中におちんちんを入れたいんだけどね・・・。)
だが、それは娘を快感でとろとろに蕩かしてからだ。
思いのほか娘の身体はバイブを気に入ったらしく、入っているだけの状態なのに、娘は息も絶え絶えだった。喘ぎながらパンを咀嚼する姿に私は欲情を覚えながら、じっと娘の身体を眺めていた。
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