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残念だが、俺は無事「定年退職」をしている。
描こうと思ったのは、推薦で大学進学を目指した女生徒(桜子)との関係だ。
「教師にあるのは権限であって権力じゃない」
等と言うが、権力なんだよ。
全然実力の伴わない生徒を引き上げるのは無理だが、大差無い生徒に少しテコ入れすれば、成績を客観的に引き上げる事は出来る。
毎年毎年、生徒や親の我儘や無理難題、屁理屈に付き合わされているが、こと推薦や内申の話になると、向こうから頭を下げに来る。
付け届け、本当に札を包んで来る親もいる。文字通り「何でもやります!」という勢いだ。
最初の数年間は使命感に燃えていても、逆に「所詮利用されているだけ。ならばこちらも」と醒めた目で見るようになる。
そんな中に自ら「身体を差し出す事も厭わない」という美少女が目の前に現れたのだから、頂くことにしたまで。
お互い、求めるものが分かっているのだから、こんなに早い話もない。
後述するが、桜子は性にも関心高い、少し変態趣味もある女生徒だった。
自らの容姿に自信があり、それを俺の様な権力のある教師に差し出し、不義理をしてでも推薦を勝ち取る。
そんなことを意識して、身体を熱くするマセた女だったんだよ。
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