お湯張りが完了まであと5分、と告げた。当時としては珍しい音声で知らせるタイプだ。
俺は桜子に、先に入って来て良いぞ、俺は後で良い、と言った。
彼女は分かりました、と言う。
脱衣場に向かい、扉が閉まる。
静寂が流れる中に、俺は1人でベッドの上に大の字になっていた。
耳を澄まし、しばらくして浴室の扉が閉まり、シャワーの流れる音が聞こえて来た。
「よし!」
今日、念願の2つ目だ。
俺は脱衣場に行くまでに全ての着衣を脱いで、中に入った。
シャワーの音が一際高くなる。
脱衣籠には、桜子が着ていた下着、全ての上衣が簡単に畳まれて置いてある。
濃紺のストッキングも小さく纏まり、これがあの脚を包むとああなるのか?と感心していた。
ショーツ、ブラはお揃いで、デザインも清楚だが悩ましい。下ろして間もない様だ。
スカートは厚手だが、ブラウスとカーディガンは明るく、小さくて軽い。
いよいよだ。
私は浴室の扉を開けた。シャワーを浴びている桜子が飛び込んで来る。
驚いて振り向く桜子。
俺は全裸なのだから、余計に驚いた様だ。用事があったのではない。
用事、は一緒に入る事だ。
初めて桜子が背を向けて身を丸くした。
突然で驚いたのもあるだろう。それに煌々と明るい浴室に、俺がフルチンで入って来たからだ。
「今日は一緒に入ろうぜ。洗いっこしよう。」
逃げ出されたり、強烈に拒絶されたらどうしよう?と心配したが、酷く恥ずかしがるものの、拒絶はされなかった。
こちらに向けられた尻や腰を撫で、これまでになく桜子の立位での全裸を愉しむ。
桜子のヒップは、豊満な胸に比べると小さく、小ぶりな印象だったが、何とも色艶と形状が良い。
小じんまりだが見事な球形、それでいてツンと張りがあって、モミモミするとしっかりとした肉感もある。
これまでになく、尻肉を強めに摘まんだり、円を描く様に質感を愉しむ。
(これでバックから思い切り突きまくったり、桜子が騎乗位をマスターしたら堪らんな・・・。)
という思いが駆け巡る。若さで腰から続くラインにも、無駄肉弛んだ肉は殆ど無い。
美しい曲線を描いて、そこは熟しつつある乳房とは違ったエロチックな眺めだった。
上体を引き寄せ、真横の態勢からキスをする。
腕を解いて乳房を露呈させる。お湯の玉と明るい照明に照らされて両方の乳房乳首は艶やかだ。
キスをしながらモミモミし、乳首を刺激すると、甘い声と共に舌の絡み方が強くなる。
髪を上で留めている為、普段以上に「うなじ」が見事だ。
後ろに回り、尚もプリプリの乳房を愛撫しながら、うなじへもキスを注ぎ、舌でベロベロ舐めていく。
すると、ヒップや腰に当たる私のペニスに、彼女の方から動きが出る。
流石にいやらしい捻りはないが、手を後ろに伸ばし、少し支える様にして尻肉に押し当てるのだ。
(すっかりペニスが好きになった様だw)
私は上機嫌で、桜子のうなじをチュウチュウと吸いながら、少女の香りを思い切り吸い込んでいた。
熱すぎた浴槽に水を足しながら、その間、彼女をスケベ椅子に座らせ、ソープでで身体中を愛撫していった。
ピンピンに張る乳首を刺激し、ゴムボールの様な乳房には塗りたくる様に塗していく。
腋に手を伸ばし、擽ると一瞬声が上ずる。
背後に回り、左手で腹を抑え、耳をペロペロ舐めながら、乳房から股間、内股や腰の部分に手を伸ばしていく。
小刻みな高い喘ぎと、深い深呼吸で必死に理性と姿勢を保とうとしている美少女。
浴室の暑さと身体の火照りで、白い裸体はピンクに染まり、顔は汗に塗れながら色っぽく上気している。
キスと快感に浸る事を交互に繰り返し、悦びを伝える吐息は引切り無しに漏れる。
身悶えと、次第に抑えきれない甘い声が浴室内に響き、指の愛撫と挿入で軽いアクメを迎えた。
ビクビクと身体が弾け、私の首に腕を回し、ガックリと身体を預けて来る。
当人は気付いていないのだろうが、耳の後ろで激しく喘いだ吐息の余韻で、盛んに首筋に息が掛かる。
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