早くも前回から1年近くが経過してしまった。
歳を取ると、月日の流れるのは早くなる。
桜子も既に四十路も半ばを過ぎ、熟年の域に達していると思うと、街角を過ぎる同年代の女性の姿を目線で追ってしまう。
我々の年代と違い、最近の40代50代は本当に若いと思う。
我々の世代で40代と言えば、ほぼ例外なくジジイ、ババアと呼ばれたものだ。
実際、それだけ老けても見えたし、言葉遣いを除けば否定は出来なかった。
今で言えばプラス10歳でも厳しいのではないか?
そんな私の40代前半に現れた桜子という奇跡の美少女を思い出すのだ。
逆に当時の10代は、本当に子供だった。
今の若い世代はあか抜けるのも早い。その一方で精神年齢が幼くも感じてしまう。
一頃、まだ10代の異性交遊が問題になったが、今はその逆も言われている。
20代になっても、未だに男女は友達のままで、彼氏彼女の関係を追及しない者が多いとか。
あの頃の熱い、燃える様な想いは今の世代にどれだけあるのか?
逆に、若い女性の夜遊びが増えている、と言う。
世に言うホストクラブは、金持ちの大人の女ではなく、普通の若い女性も通っているとか。
水商売は疑似恋愛の世界を併せ持つが、今の若い女性はガツガツしない恋愛に飢えて、そういう場へ通うのではないか?
実際、女性は驚くほど求められる事を好む。
強引に、とか、リードしてほしい、という言葉の裏には、多少嫌がったり理不尽でも、
求められたり迫られる事を心底嫌がっているものではない。
一度で諦めず、二度三度と迫る男に流される事があるのだ。
そんな桜子との関係は、元はと言えば試験科目対策だった。
苦手科目の試験に対応出来るプリントや、試験内容の示唆を与えるだけ、の筈だが。
一度関係を結んだ若い女が、それで割り切れるというのは早計だ。
まして、女の園、女子高である。
俺としても、一度獲物にした若い女の身体を放っておけるほど、枯れてはいなかった。
男心をくすぐる美少女、美しい身体の持ち主だ。
求めていけば、少し勿体を付けているフリをしながら、応じるのが常だった。
程なく夏休みに入ったので、彼女の自宅近くの駅で待ち合わせ、ホテルへ車を走らせた。
3時間から長い時で4時間。
彼女の身体を堪能し、また性技を教え込んだ。
特に、チンポに加えて精子に興味津々の桜子には、フェラチオの講義講習は熱が入った。
中々イメージが難しいので、風俗店が使うビデオテープを手に入れ、それを使った。
当時のホテルにはビデオデッキと大きな画面があり、そこに映し出される風俗嬢の講義用の映像に、桜子は釘付けだった。
張形を持たせ、映像の女性モデルと同じ様に舌を動かすように指示をする。
後ろから彼女を抱き、乳房や腰を愛撫し、股間に指を伸ばせば、溢れるばかりの愛液を湛えて切なそうに悶える。
俺の股間もこれ以上ないくらいに硬くなり、桜子の腰を刺激すると、堪らず手を伸ばしてくるのが新鮮な驚きだった。
桜子の傍らにテレビ画面と90度の角度で立つと、彼女の実習が始まる。
映像を巻き戻し、見様見真似から同じように愛撫を始める。
本校の美少女が、夏休みにこの様な痴擬に浸っているとは、校長理事長学年主任担任も思ってもみまい。
2人きりの空間で、誰憚ることなく、この様な勝利感、性感の昂ぶりに浸れることは、最高の時間だった、と言える。
桜子は一心に画面を見ながら、鈴口に舌を動かし、顔を横に傾けながら玉袋を舐めたり、キスを注ぐ。
可愛らしいのは、画面の通りに動く仕草、膝立ちになり、乳房をペニスや大腿を擦り付けたり、下から反応を窺うことだ。
そんな彼女の紅潮した表情は、今でも思い出す事がある。本当に愛おしく思うものだった。
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