「じゃあ、今度はのんちゃんがお兄ちゃんを洗ってね。」と泡つきのスポンジを手渡すと、「うん!」と元気に返事をし、「じゃあ、座って!」とのんちゃんのペース。
背中を洗ってくれるがやっぱり女の子、しかも○S。ぜんぜん力がない。「もっとつよくできる??」「え~っがんばる~」と、ごしごしがんばってくれた「じゃあ、立って」と、こんどは尻から足にかけて洗ってくれる。時々鏡越しに目があい、笑顔をかわす。なんだか恋人同士のようで楽しい。
「お父さんもこうやって洗ってあげるの?」と聞くと、「ううん。うち、お父さんいないからお父さんとお風呂ははいったことないよ~」
まずいこと聞いちゃったかなぁと心配しながら「そうなんだ、ごめんね。へんなこと聞いて」とあやまると、「え~なんでぇ??知らなかったんだからしょうがないじゃん」と、意外とあっけらかん。物心ついたころには離婚していたから顔も知らないと教えてくれた。
そんなことをいってるうちにいよいよ「じゃあ、今度は前むいて~」というのんちゃんの声に回れ右をすると、さっきまで自分が洗ってもらっている間はこちらがしゃがんでいたのと、今は背中を洗っていたせいで、初めて息子とご対面。しかもフル勃起状態。
「・・・・」ギンギンの息子をびっくりしたように凝視し、言葉を忘れている。「どうした?びっくりしちゃった??」「うん。でっかぁ~!!」と、もうはしゃいでいる。
また座って上半身を洗ってもらい、「はい、立って~」の声に立ち上がると、次は息子かと思いきや、足を洗ってくれた。片足ずつ足の裏までしっかり洗ってくれると「はい、きれいになったよ~。おわり~」とさすがに息子を触るのは恥ずかしいのか、ごまかしている。「お~い。まだ大事なとこが洗ってないんですけど~?」とふざけた感じで声をかける。
「え~。なんかはずいも~ん」とかわいくはにかんでいる。「どうせ今からいっぱい触ったりするんだから~ね?」と説得すると、「そっか~」と今度はあっけらかんとした感じで躊躇なく右手で息子をつまんで左手のスポンジで洗ってくれる。「あれ?左利きなの?」「うん」「左利きは天才肌なんだってよ~」などと、和ませながら洗ってもらう。
「なんかすっごいかたいね~おもしろ~い」といいながら誰に教わったわけでもないのに竿を握ってしこしこしている。本能なのか??それとも最近の子にはこんな予備知識があるのか??
息子を洗ったら踏ん切りがついたのか、さっきのんちゃんにしてやったようにまたに手を突っ込んで尻のほうまで洗ってくれている。まるで○Sソープランドだ。
十分に洗いっこを堪能した後は一緒に湯船に入り、いろんな話をした。学校のこと、家のこと、ママのこと。
ゆっくり時間をかけていろんな話をしたりじゃれあったおかげですっかり僕になついた様子。「じゃあ、そろそろでよっか。」とお風呂場を後にした。
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